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最終更新日:2025年7月11日

八重歯矯正で抜歯すると後悔する?「やらなきゃよかった…」となる前に知りたい8つの予防策

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歯列矯正は、理想の口元と自信を手に入れるための素晴らしい投資です。しかし、同時に「もし失敗したら…」「やらなきゃよかった、と後悔したらどうしよう」という不安を持つ方は少なくありません。

特に、八重歯の治療では抜歯を提案されることもあり、その選択が将来の大きな後悔に繋がるケースもあります。

この記事では、八重歯の治療で起こりうる後悔を、「抜歯した場合」と「矯正した場合」に分けて徹底解説。「後悔しないための具体的な予防策」も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

八重歯の“抜歯”で後悔する5つのケース

抜歯矯正で顔は変わる?変わらない?

八重歯の矯正で最も注意すべきなのが「八重歯(犬歯)そのものを抜いてしまう」という選択です。

審美的な理由だけで安易に八重歯を抜いてしまうと、取り返しのつかない後悔につながる可能性があります。

まずは、八重歯の抜歯で後悔するよくあるケースを見ていきましょう。

ほうれい線が深くなり老けたように見える

八重歯は、口角のあたりの骨を支え、顔の立体感を保つ「柱」のような役割を担っています。

この八重歯を抜いてしまうと、口元の土台が失われ、皮膚がたるむことで、ほうれい線が深くなったり、頬がこけたりして、一気に老けた印象になることがあります。

噛み合わせが悪くなる

八重歯は、食べ物を切り裂くという機能だけでなく、歯ぎしりなどから奥歯を守る、咬み合わせの“司令塔”としての重要な役割を持っています。

この司令塔を失うと、全体の噛み合わせのバランスが崩壊し、特定の歯に過度な負担がかかったり、顎関節症を引き起こしたりするリスクがあります。

理想の口元にならず、別のコンプレックスが生まれる

「八重歯さえなくなれば、口元がスッキリする」と考えるのは早計です。

抜歯によってできたスペースに隣の歯が倒れ込んできたり、全体のバランスが崩れたりして、予期せぬ場所に新たな隙間が生まれるなど、別のコンプレックスの原因になることがあります。

歯抜けのような見た目になってしまった

八重歯は、他の歯に比べて根が長く、歯ぐきも盛り上がっているため、抜いた後のスペースが非常に目立ちやすいという特徴があります。

笑った時に、まるで歯が一本ないかのような不自然な隙間が見えてしまい、「抜かなければよかった」と後悔する方は少なくありません。

そもそも八重歯は「抜いてはいけない歯」だったと知った

八重歯は、歯の中で特に根が長く、寿命が長い、非常に丈夫な歯です。

そのため、歯科医療の常識として、特別な理由がない限り、犬歯は最後まで残すべき歯と考えられており、審美的な理由で抜歯の対象になること原則ないといえるでしょう。

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八重歯の矯正で後悔しないための3つのポイント

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「歯科矯正」による後悔は、その多くが正しい知識とクリニック選びで防げます。

ここでは、後悔を3つのカテゴリーに分け、それぞれの「後悔」と「予防策」を解説します。

  • ① 「仕上がり」に関する後悔

  • ② 「治療プロセス」に関する後悔

  • ③ 「治療方針」に関する後悔

① 「仕上がり」に関する後悔と予防策

結果|思ったよりキレイにならなかった

後悔: 「高いお金を払ったのに、期待していたほど歯並びがきれいにならなかった…」

予防策: 精密な検査(レントゲンやセファロ分析など)と、治療後の姿を視覚化できる3Dシミュレーションに対応しているクリニックを選びましょう。治療開始前に、医師とあなた自身が「ゴールのイメージ」を完璧に共有することが重要です。

顔の変化|頬がこけた・口元が下がりすぎた

後悔: 「歯並びは良くなったけど、頬がこけて老けて見えたり、口元が引っ込みすぎて寂しい印象になったりした…」

予防策: 歯並びの変化だけでなく、口元や顔全体のバランスの変化まで予測してくれる、経験豊富な医師に相談しましょう。あなたの希望(口元を劇的に変えたい、少しだけ整えたいなど)を正確に伝えることも大切です。

後戻り|治療後にまた歯並びが乱れた

後悔: 「せっかくきれいに治ったのに、数年経ったらまた八重歯が戻ってきた…」

予防策: 保定装置(リテーナー)の装着を、指示された期間、必ず続けること。矯正治療は、歯を動かして終わりではありません。動かした歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」を防ぐための「保定期間」が、治療と同じくらい重要だと理解しましょう。

矯正後の後戻りについて知りたい方は、「後戻りを防ぐ方法 」もあわせてご覧ください。

「治療プロセス」に関する後悔と予防策

期間|いつまで経っても治療が終わらない

後悔: 「当初の説明より、治療期間が大幅に長引いている…」

予防策: 治療計画の全体像と、現在の進捗状況を、毎回しっかり説明してくれるクリニックを選ぶことが大切です。また、マウスピース矯正の場合は、決められた装着時間を守るなど、患者さん自身の協力も治療期間に影響します。

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痛み|想像以上につらかった

後悔: 「矯正の痛みが我慢できず、治療を断念してしまった…」

予防策: 矯正治療には、歯が動く痛みや、装置が口内に当たる痛みなど、いくつかの種類の痛みがあります。どういう時に、どんな痛みが、どのくらい続くのかを事前に理解し、痛み止めなどの対処法についても確認しておくと、心の準備ができます。

虫歯|矯正中に虫歯ができてしまった

後悔: 「歯並びはきれいになったけど、虫歯だらけになってしまった…」

予防策: 矯正装置をつけた状態での、正しい歯磨きの方法を、歯科衛生士などからしっかり指導してもらいましょう。特にワイヤー矯正の場合は、食べ物が詰まりやすいため、普段以上の丁寧なケアが不可欠です。

③ 「治療方針」に関する後悔と予防策

費用|追加料金で思ったより高額になった

後悔: 「最初に聞いた金額より、調整料や追加費用が重なり、最終的にかなり高額になってしまった…」

予防策: 毎月の調整料や追加料金の発生しない、治療開始から終了までの費用がすべて含まれた「総額提示制度(トータルフィー制度)」を採用しているクリニックを選びましょう。

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抜歯|健康な歯を抜くことを提案された

後悔: 「言われるがままに健康な歯を抜いてしまったけど、本当に抜く必要はあったのだろうか…」

予防策: 非抜歯矯正の可能性も含めて、複数の選択肢とそのメリット・デメリットを丁寧に説明してくれる医師に相談すること。もし説明に納得できない場合は、セカンドオピニオンを聞くのも有効な手段です。

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抜歯矯正は口元が引っ込みすぎる?原因や予防方法を紹介

八重歯矯正で後悔しないために最も大切なのは、あなたの不安や疑問に真摯に向き合い、専門的な知識と豊富な経験で最適な治療計画を立ててくれる、信頼できるパートナー(クリニック・医師)を見つけることです。

「私の場合は、どの後悔のリスクが高いんだろう?」「どんな治療法が合っているんだろう?」 そんなあなたの疑問や不安を、まずは私たちにぶつけてみませんか?

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