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マウスピース矯正
最終更新日:2024年8月1日

マウスピース矯正は目立つの?目立つと感じる原因や対処法も解説

マウスピース矯正は目立つの?目立つと感じる原因や対処法も解説

マウスピース矯正は目立たない矯正方法といわれますが「本当に目立たないの?」と不安に感じていませんか?

本記事では、マウスピース矯正が目立つと感じるケースを正直にお話しします。

目立たなくするための対処法も紹介しますので、「マウスピース矯正をしたいけど、目立つのはちょっと......」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね。

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歯科矯正ブログ編集チーム

木村真由美

Oh my teethでのマウスピース矯正を経て、2021年6月に株式会社Oh my teethにジョイン。マウスピース矯正経験者としてOh my teethのオウンドメディア「歯科矯正ブログ」にて記事を更新中。ミッションは「歯並びに悩むすべての方に歯科矯正の確かな情報をお届けすること」。

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マウスピース矯正は目立つ?目立たない?

マウスピース矯正

マウスピース矯正は合成樹脂で作られた透明なマウスピースを使用しているため、目立たない矯正方法といわれます。近づかなければ、マウスピースを装着していることに気づかないほどです。

また、マウスピースを装着していると歯に光沢感が出ますが、違和感や不自然さはほとんど感じません。

このように、マウスピース矯正は目立ちにくいため、矯正治療の見た目を気にする方から選ばれている矯正方法です。

実際、Oh my teethのユーザーさんの中にも「歯科矯正がバレないこと」を重視されて、歯並びを整えられた方もいらっしゃいます。そのユーザーさんの動画を紹介しますので、ぜひご覧ください。

【Oh my teeth story -chikako篇-】

「とにかく人にバレないことを大事にしてました」

→ マウスピース矯正 Oh my teethの特徴を見てみる

ただし、矯正補助装置(効果的に歯を移動させるために使用する補助器具)を使用した場合などは、マウスピース矯正でも目立つと感じるケースがあります。

次の章では、マウスピース矯正で目立つ原因について解説しますので、参考にしてください。

マウスピース矯正でも目立つと感じる原因5つ

マウスピース矯正は目立つの?目立つと感じる原因や対処法も解説

目立ちにくいといわれるマウスピース矯正ですが、次にあげる5つのケースなどでは目立ちやすくなることがあります。

マウスピース矯正が目立つと感じる5つの原因
  • アタッチメントの設置

  • 抜歯後の隙間

  • 顎間(がっかん)ゴムの使用

  • マウスピースの変色

  • リテーナー(保定装置)の装着

アタッチメントの設置

マウスピース矯正は目立つの?目立つと感じる原因や対処法も解説

アタッチメントとは、歯の表面に設置する矯正補助装置のこと(※歯科医師が必要と診断した場合のみ設置)。マウスピースを歯にフィットさせる役割を担い、アタッチメントをつけることで歯にかける矯正力を細かく調整できます。

アタッチメントは、コンポジットレジンという歯科治療用のプラスチック素材でできた、縦2〜3mm/横3〜5mm の突起物です。

歯の表面に突起がつくことで「目立つ」と感じることがあります。とはいえ、アタッチメントは歯に馴染む色をしているうえに数ミリ程度と小さいため、ごく至近距離で見たときに「歯になにかついているかな?」という程度です。

「目立つのは嫌だから、アタッチメントをつけたくない」と思われる方もいるかもしれませんが、シミュレーション通りに歯を動かすためには必要な矯正補助装置です。

マウスピース矯正の治療でアタッチメントが必要かどうかは、自己判断はできず歯科医師の診断が必要です。

マウスピース矯正の Oh my teethでは、歯科医師による無料診断を実施しております。「私はアタッチメントが必要なの?」と心配な方は、お気軽に無料診断をご予約ください。

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抜歯後の隙間

症例によっては抜歯をしてマウスピース矯正を行う場合もあります。

歯科矯正の治療では、前から数えて4番目(第一小臼歯)か5番目(第二小臼歯)の歯を抜くのが一般的です。

抜歯後にできた隙間が完全に埋まるまでには、1〜1年半ほど(※個人差もあるため目安として参考にしてください)かかるといわれます。

ただ、小臼歯は少し奥まったところに生えている歯なので、大きな口を開けなければ目立つことはありません。

それでも結婚式など大切なライフイベントを控えている方は、なるべく目立たせたくないのが本心ではないでしょうか。

このような場合には、抜歯後の隙間に仮歯を作って対応するケースもあります。ただし、仮歯を設置することで歯の移動を妨げてしまう可能性もあるため、歯科医師とよく相談して治療方針を決めることが大切です。

矯正治療における抜歯後の隙間に関しては、こちらの記事で詳しく解説していますのでご覧ください。

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顎間(がっかん)ゴムの使用

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顎間ゴムとは歯科矯正の補助装置として使用される医療用のゴムのことで、「ゴムかけ」「エラスティックゴム」とも呼ばれます。

上顎前突(出っ歯)や下顎前突(受け口)、開咬などの改善で、より強い矯正力が必要なケースに使用される矯正補助装置です。

マウスピース矯正では、歯につけたボタンのような箇所やマウスピースの切り込みにゴムをかけて、前歯を引っ込めたり噛み合わせの調整をしたりします。

口を開け閉めするときにゴムが見えるため目立つと感じ、見た目を気にされる方は少なくありません。

ただ、マウスピースの装着時間と同様に顎間ゴムも1日20時間以上の装着が必須なため、目立つからといって外してしまうのはNG。

透明で目立たない顎間ゴムもあるので、見た目が気になる場合は歯科医師に目立ちにくいゴムを使えるか相談してみましょう。

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マウスピースの変色

マウスピースの変色も、マウスピース矯正をしていることが目立ちやすくなる原因の一つです。

マウスピースに汚れが沈着していたり、日常的にマウスピースをつけたままコーヒーなどの色の濃い飲み物を飲んでいたりすると、透明だったマウスピースが茶色っぽく変色してしまいます。

マウスピースの変色を防ぐためにも、マウスピース装着中は水以外の飲食物を取らないなど自己管理をしっかり行いましょう。

リテーナー(保定装置)の装着

リテーナーとは、矯正治療後に歯が元の位置に戻ってしまう「後戻り」を防ぎ、矯正で整った歯並びを保持するための装置のことです。

リテーナーは大きく分けると3種類あり、それぞれ目立ちやすさが異なります。リテーナーのタイプごとに目立ちやすさの特徴を下記にまとめましたので、比較してみましょう。

マウスピース矯正は目立つの?目立つと感じる原因や対処法も解説

リテーナーの種類

特徴

マウスピースタイプ(取り外し可)

・治療中と同じ透明なマウスピースで目立たない

・アタッチメントがついていた場合は、除去して凹凸のないリテーナーになる

プレートタイプ(取り外し可)

・ベッグリテーナーやホーレーリテーナーなどの取り外し可能なリテーナー

・歯の表側にワイヤーが通るため目立ちやすい

・金属のワイヤーの代わりに透明なプラスチック製のものにすると目立ちにくくなる

ワイヤータイプ(取り外し不可)

・フィックスリテーナーやリンガルリテーナーと呼ばれる固定式の保定装置

・歯の裏側にワイヤーを設置するため目立たない

このように、リテーナーといっても特徴が異なり目立ちやすさもそれぞれです。歯科医師とよく相談して、自分に合ったリテーナーを使用して後戻りを防ぐことが大切です。

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自分でできる!マウスピース矯正を目立たなくするための対処法

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次にあげるような対処法を実践することで、マウスピース矯正をできる限り目立たなくすることができます。簡単にできるセルフケアですので、ぜひお試しくださいね。

マウスピース矯正を目立たなくするための対処法
  • マウスピースのお手入れをする

  • アタッチメントについた汚れを落とす

  • 食事内容に気をつける

マウスピースのお手入れをする

マウスピースが変色してしまうと目立ちやすくなってしまいます。変色を防ぐためには、日頃からマウスピースのお手入れが重要なポイントです。

マウスピースは指の腹などで汚れを落としながら水洗いできますが、柔らかい歯ブラシを使うことで細かい箇所の汚れも落とせます。また、市販のマウスピース洗浄剤を活用するのもおすすめです。

ただし、硬い歯ブラシを用いたり研磨剤入りの歯みがき粉を使ったりするとマウスピースに傷がつき、くすみが出て透明度が落ちてしまうので注意してくださいね。

アタッチメントについた汚れを落とす

アタッチメントの周りは磨き残しがでやすく、汚れが沈着することでアタッチメントや歯に着色が起きる原因になります。

歯みがきの際には、普通の歯ブラシに加えてタフトブラシ(毛束が1つで小さなヘッドが特徴の歯ブラシ)の併用がおすすめです。

タフトブラシは先端が細く尖った仕様になっているため、通常の歯ブラシでは届きにくいアタッチメントのつけ根など細かい箇所へもアプローチできます。

アタッチメントが着色してしまうと突起状である故に目立ちやすくなるため、入念にブラッシングしましょう。

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食事内容に気をつける

アタッチメントを設置している場合は、食事内容に注意を払うのもマウスピース矯正を目立たなくする対処法になります。

なぜなら、吸収性の高い素材でできたアタッチメントは、コーヒーやカレー、赤ワインなど色の濃いものを摂取すると着色しやすいためです。

マウスピース矯正は食事に制限がないのが大きなメリットですが、アタッチメントの着色が気になる方は、なるべく着色の心配が少ない食事内容を選んでくださいね。

マウスピース矯正の見た目に関してよくある質問|FAQ

FAQ

最後に、マウスピース矯正の見た目に関して多く聞かれる質問をご紹介します。

Q1:歯の色とアタッチメントの色が合わなかったら目立ちませんか?

アタッチメントと歯の色に大きな差が出ることはあまりありません。

なぜなら、アタッチメントは設置する人の歯の色に合わせて、歯科医師がコンポジットレジンの色を選んでいるためです。

どうしても心配な場合は歯科医師にその旨を伝え、可能であればアタッチメントを設置する前に色を確認させてもらいましょう。

Q2:研磨処置をしたら歯の隙間が目立ちませんか?

研磨処置で削るのは1ヶ所・1回あたり最大0.5mm程度です。

理論上、合計で4~6mm程度歯の移動スペースを確保できることになりますが、目立つほどの隙間にはなりません。

また、エナメル質の厚みは1〜1.5mmですが、個人差があるため歯や歯列の状態にあわせて削る量を調整しながら処置を行うのが一般的です。

そのため、見た目に影響が及ぶ心配はないでしょう。

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Q3:結婚式のときにアタッチメントが目立たないか心配です。一時的に外すことはできますか?

アタッチメントを一時的に外すことは可能です。

ただし、アタッチメントを外すことによって当初の治療計画とズレが生じ、治療期間が延びる可能性があることから、歯科医師とよく相談しましょう。

また、アタッチメントの除去と再設置に追加料金がかかることもあります。

目立たちにくいマウスピース矯正できれいな歯並びを手に入れよう!

マウスピース矯正は目立つの?目立つと感じる原因や対処法も解説

透明なマウスピースで歯並びを整えるマウスピース矯正は、ほかの矯正方法と比べても目立ちにくい矯正です。

「仕事の関係からワイヤー矯正ができない」「なるべく人に気づかれないまま矯正したい」という方でも、マウスピース矯正ならこうした希望を叶えつつ歯並びを整えられます。

それでも、マウスピース矯正の見た目などに不安を感じる方は、クリニックのカウンセリングを受けて相談されてみてはいかがでしょうか。

マウスピース矯正の Oh my teethでは、矯正前のカウンセリングや精密検査などを無料で実施しております。

カウンセリングの際には、実際にOh my teethで使用しているマウスピースのサンプルを手に取ってご覧いただくことも可能です。

お気軽に無料診断へお越しください。

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