歯科矯正
最終更新日:2026年7月30日
【図解でわかる】部分矯正できない例|判断基準は?

この記事でわかること
- 「部分矯正できない歯並び」と「セルフ判断基準」がわかる
- 実は88%が部分矯正で開始。「できない」と言われたときの解決策
- 部分矯正の注意点と向いていない人の特徴を解説
「前歯だけでいいから、安くパッと治せたらいいのに…」 そう思ったことはありませんか?
部分矯正の魅力は、なんといっても費用。
「もし部分矯正で済むなら、浮いたお金で旅行や買い物ができる」 と考えると、絶対に部分矯正で治したくなりますよね。
しかし、希望していても部分矯正では対応できないケースがあるのも事実。
さらに注意したいのが、「診断にかかる費用」です。 一般的なクリニックでは、精密検査だけで3万〜5万円かかることもあります。
「検査した結果、できませんでした」と言われて、検査代だけ失うのはあまりにも勿体無い……。
そこで本記事では、あなたが部分矯正で治せるタイプかどうかを、症例写真付きで徹底解説します。
自分にあった矯正方法がわかる診断チャートや無料で診断を受ける方法も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

目次
部分矯正ができない4つの症例
部分矯正でなおせる歯並びは限られており、すべての症例に対応できるわけではありません。
ここでは、部分矯正が難しい代表的な4つの症例を、それぞれ詳しく解説します。
①出っ歯や八重歯など、ガタガタが強い場合
出っ歯や八重歯の中でも、歯が大きく重なっていたり、前方に大きく突出していたりするケースでは、部分矯正では対応が難しいことがあります。

部分矯正は基本的に歯を抜かず、限られたスペースで歯並びを整えるため、重度の出っ歯や八重歯ではスペース不足により十分な改善が見込めない場合があるのです。
実際の症例で、適応範囲の違いを見てみましょう。

写真のように、一見似ているような歯並びでも、「歯の重なり具合」や「あごのスペース」によって、部分矯正で治療できるかがわかれます。
写真を見ても自分では判断できない……
そう思った方は、スマホで歯並びの写真を送るだけでも簡易チェックが可能です。 悩む前に、まずはプロの目で「どっちのタイプか」を見てもらいましょう。
②噛み合わせに問題がある場合(開咬・過蓋咬合など)
開咬(オープンバイト)や過蓋咬合(ディープバイト)など、噛み合わせに問題がある症例は、部分矯正では十分な改善が難し傾向があります。

上下の歯が正しく噛み合っていないと、前歯だけを動かしても根本的な改善につながらず、後戻りのリスクも高くなります。
このようなケースでは、噛み合わせ全体を考慮した治療方針が必要になるため、全体矯正が適応となる場合が多いです。
③骨格に原因がある場合(受け口など)
受け口のように、あごの骨格に原因がある場合は、部分矯正では対応できません。

受け口は歯並びの問題によって生じることもありますが、あごの骨自体が前に出ているケースでは、矯正だけでの改善が難しく、外科手術が必要になることもあります。
こうした症例では、噛み合わせや骨格の状態を総合的に診断し、治療方針を検討する必要があります。
④歯や歯茎に問題がある場合(虫歯・歯周病など)
虫歯や歯周病など、歯や歯茎に問題がある場合は、部分矯正を始める前に治療が必要です。
部分矯正は、健康な歯や歯茎を土台にして歯を動かしていく治療のため、炎症や損傷がある状態では、十分な効果が得られなかったり、症状が悪化したりするリスクがあります。
とくに以下のようなケースでは、事前の処置が欠かせません。
- 虫歯の治療が終わっていない
- 歯周病によって歯を支える骨が弱っている
- 歯根にヒビや破折がある
安全に矯正を進めるためにも、口の中の健康状態を整えてから治療に臨むことが大切です。
「部分矯正ができない」と言われたときの代替手段
Oh my teethが行った矯正経験者へのアンケートでは、当初「部分矯正」を希望していた人のうち、約88%の方は希望通り部分矯正(前歯のみの治療)で治療をはじめています。

調査データ詳細
Q.最終的に、実際に治療を行った範囲はどこですか?
- 部分矯正(合計):87.7%
- 1~2本のみ(気になるところだけピンポイント):21.9%
- 上の前歯だけ(3本以上):36.1%
- 下の前歯だけ(3本以上):13.5%
- 上下の前歯(奥歯は動かしていない):16.1%
- 全体矯正:12.3%
対象:「矯正治療を検討し始めた当初、希望していた治療範囲はどこでしたか?」に部分矯正と回答した155名
調査方法:オンラインアンケート調査
調査期間:2025年11月27日
調査方法:オンラインアンケート調査
調査期間:2025年11月27日
一方で、残りの約12%(約8人に1人)の方は、歯科医師の診断により「全体矯正」を選択しています。
一般的に、部分矯正が難しい場合の選択肢は、大きく分けて「全体矯正」か「セラミック矯正」の2つです。それぞれの特徴とリスクを理解して選びましょう。
①全体矯正(ワイヤー・マウスピース)
全体矯正は、前歯だけでなく奥歯を含めた歯列全体をコントロールする治療法です。
奥歯の位置や噛み合わせから整えていくことで、歯の重なりやズレが大きい症例にも柔軟に対応できます。
全体矯正には、大きく分けて「マウスピース矯正」と「ワイヤー矯正」の2つの手法があります。
かつては「全体矯正=ワイヤー」が一般的でしたが、現在は技術の進歩により、マウスピース型でも全体矯正が標準的になってきています。
項目 | マウスピース矯正 | ワイヤー矯正 |
見た目 | 透明で目立たない | 装置が見える |
費用相場 | 60万〜100万円 | 60万〜170万円 |
適応範囲 | 幅広い症例に対応 | 重度の難症例も可能 |
通院頻度 | 少ない(2〜3ヶ月に1回など) | 多い(毎月調整が必要) |
▼ どちらを選ぶべき?(クリックで詳細を開く)
詳細:マウスピースとワイヤー、私にはどっちが合う?
マウスピース矯正がおすすめな人
- 「費用を抑えて全体を治したい」
- 「矯正していることを周りにバレたくない」
ワイヤー矯正がおすすめな人
- 「骨格の手術が必要なほどの難症例」
- 「見た目よりも、とにかく細かい調整をドクターに任せたい」
- 「マウスピースの自己管理(1日20時間装着)ができるか不安」
自分ではずせない固定式装置のため、装着時間を気にする必要がありません。ただし、見た目の目立ちやすさと、歯磨きのしにくさがデメリットです。
解決法②:セラミック矯正(補綴治療)
「矯正期間をかけたくない」「今すぐ見た目を変えたい」という場合の選択肢です。
これは、歯を動かす「矯正」ではなく、自分の歯を削ってセラミックの被せ物をする「審美治療」にあたります。
- メリット
- 最短1〜2ヶ月で見た目が変わる。
- 歯の形や白さも同時に変えられる。
- デメリット(リスク)
- 健康な歯を大きく削る必要がある(場合によっては神経を抜く)。
- 一度削った歯は元に戻せない。
- 将来的に歯の寿命が短くなるリスクがある。
部分矯正と全体矯正の違いと選び方
「自分は部分矯正でいけるのか、全体矯正が必要なのか?」判断に迷う方のために、1分診断チャートを用意しました。自分の希望に近いものを選んで進んでみてください。

【タイプA】 部分矯正がおすすめな人
診断の結果がAだったあなたは、まずは部分矯正(Basicプラン)を検討してみましょう。
- 特徴: 前歯の軽度なズレに特化することで、期間と費用を最小限に抑えます。
- こんな人におすすめ:
- 「前歯のちょっとしたねじれや隙間だけが気になる」
- 「過去に矯正していた際の後戻りを治したい」
- 「奥歯の噛み合わせには問題がない」
【Oh my teeth Basicプラン】
- 期間:最短2ヶ月〜
- 料金:一律33万円(税込)
- 通院:原則不要(最低1回)
まずは適合するかチェック! あなたの歯並びがBasicプランで治るかどうか、3Dスキャンで診断します。
【タイプB】 全体矯正がおすすめな人
診断結果がBだった、もしくは他院で「部分矯正は無理」と言われたあなたは全体矯正(Proプラン)を検討してみましょう
- 特徴: ワイヤーを使わず、透明なマウスピースで奥歯から歯並び全体を整えます。
- ここがポイント:
- 「ワイヤー矯正より安い」 : 一般的な全体矯正(100万円〜)に比べ、広告費や運営コストを削減することで一律66万円を実現しています。
- 「目立たない」 : 接客業や人前に出る仕事の方でも、周りに気づかれずに全体矯正が可能です。
- 「通院不要」 : 全体矯正でも、毎月の調整通院は必要ありません。
【Oh my teeth Proプラン】
- 期間:平均6ヶ月〜
- 料金:一律66万円(税込)
- ※月々9,800円〜の分割払いも可能
- 通院:原則不要(最低1回)
部分矯正が無理でも諦めないで! Proプランなら、ワイヤーなしで理想の歯並びを目指せます。
【タイプC】 ワイヤー矯正がおすすめな人
「装置が目立っても構わない」「抜歯を伴うような大きな移動が必要」という場合は、ワイヤー矯正が適しています。
- 特徴: 歯にブラケット(留め具)を接着し、ワイヤーの力で歯を動かします。最も歴史があり、対応できる症例数が豊富です。
- こんな人におすすめ:
- 骨格の手術が必要なほどの難症例
- 歯を大きく平行移動させる必要がある場合
- 自己管理(マウスピースの着脱)が苦手な人
💡 重度だと思っても、まずはOh my teethへ
「自分はワイヤーじゃないと無理だ」と自己判断する前に、まずはOh my teethの無料診断にお越しください。
- 診断が完全無料
一般的なクリニックでは数千円〜数万円かかる精密検査が、Oh my teethなら無料です。 - 虫歯・歯周病リスクもチェック
3Dスキャン等の検査により、歯並びだけでなく、虫歯や歯茎の健康状態もあわせて確認できます。 - 無理な場合はワイヤー矯正をご案内
診断の結果、マウスピース矯正が不向きだった場合は、正直にお伝えします。その上で、提携しているワイヤー矯正クリニック等の案内も可能です。
「行って損をする」ことはありません。まずは現状を知るためにご活用ください。
部分矯正ができるのは軽度~中程度の歯並びのズレ
他院で「マウスピース矯正は適応外」と診断された方でも、Oh my teethなら治療が可能だったケースは数多く存在します。
実際にOh my teethで矯正を契約された方のデータ(2024年2月〜7月)を見ると、全体の83%以上の方が「Basicプラン(部分矯正)」で治療を開始しています。

ここでは、部分矯正で対応できる代表的な歯並びを実際の症例写真とともに紹介します。

すきっ歯
軽度~中程度のすきっ歯は、部分矯正だけで十分に対応できる場合があります。
特に、奥歯の噛み合わせに問題がなく、前歯の見た目だけを整えたいというケースでは、治療期間や費用を抑えながら改善が可能です。
以下は、前歯のすきっ歯を部分矯正で改善した症例です。非抜歯・部分矯正・研磨処置を含み、治療期間は3ヶ月、総額は33万円でした。

- 症例:すきっ歯
- 総額:33万円 (税込)
- 期間:3ヶ月
- 備考:非抜歯/部分矯正/研磨処置込
※保険適用外の自由診療です。効果には個人差があります。マウスピース矯正(Oh my teeth含む)の主なリスク:虫歯・歯周病・ブラックトライアングル・歯根吸収・歯肉退縮・1日20時間以上のマウスピースの装着が必須・マウスピースにより痛みを感じる可能性・治療中に一時的にかみ合わせに不具合をきたす可能性・リテーナーを最低3ヶ月間は1日20時間以上装着、その後徐々に夜間のみの着用推奨。
出っ歯
前歯の傾きが軽度~中程度のケースであれば、出っ歯も部分矯正で改善可能です。 歯の表面をわずかに削る(IPR)ことでスペースを作り、そのぶんだけ前歯を内側に移動させることで、抜歯をせずに口元の突出感を抑えられます。
以下は、軽度の出っ歯を部分矯正で改善した症例です。前歯を内側に入れることで、横顔のバランスも整いました。(治療期間:5ヶ月 / 総額:33万円)


- 症例:出っ歯
- 総額:33万円 (税込)
- 期間:5ヶ月
- 備考:非抜歯/部分矯正/研磨処置込
※保険適用外の自由診療です。効果には個人差があります。マウスピース矯正(Oh my teeth含む)の主なリスク:虫歯・歯周病・ブラックトライアングル・歯根吸収・歯肉退縮・1日20時間以上のマウスピースの装着が必須・マウスピースにより痛みを感じる可能性・治療中に一時的にかみ合わせに不具合をきたす可能性・リテーナーを最低3ヶ月間は1日20時間以上装着、その後徐々に夜間のみの着用推奨。
前歯のガタガタ(叢生)
前歯が少し重なっていたり、ねじれて生えている「叢生(そうせい)」も、重なり具合が重度でなければ部分矯正の得意分野です。 IPR(歯の研磨)で確保したスペースを利用して、重なっている歯をきれいに並べ直すことができます。
以下は、前歯のガタガタを部分矯正で整えた症例です。奥歯の噛み合わせを変えずに、笑った時の印象を大きく変えることができました。(治療期間:3ヶ月 / 総額:33万円)


- 症例:ガタガタ(叢生)
- 総額:33万円 (税込)
- 期間:3ヶ月
- 備考:非抜歯/部分矯正/研磨処置込
※保険適用外の自由診療です。効果には個人差があります。マウスピース矯正(Oh my teeth含む)の主なリスク:虫歯・歯周病・ブラックトライアングル・歯根吸収・歯肉退縮・1日20時間以上のマウスピースの装着が必須・マウスピースにより痛みを感じる可能性・治療中に一時的にかみ合わせに不具合をきたす可能性・リテーナーを最低3ヶ月間は1日20時間以上装着、その後徐々に夜間のみの着用推奨。
部分矯正に向いていない人の特徴3選

歯科医師から「部分矯正できる」と診断されても、治療のゴールや希望によっては全体矯正や別の治療法のほうが向いているケースもあります。
ここでは、「部分矯正だと満足できないかもしれない人」の特徴を紹介します。
①歯を削ることに抵抗がある人
部分矯正では歯をきれいに並べるためのスペースを確保するのに、歯の表面を少し削る処置(IPR)を行うことが多いです。
この処置は、歯の表面にあるエナメル質を数mm削るだけなので歯の健康上に問題はなく、処置中の痛みもほとんどありません。
とはいえ、「少しでも健康な歯を削るのは不安」「できるだけ歯を傷つけたくない」という抵抗感があるのも自然なことです。
歯を削る処置に不安がある場合は、その必要性や範囲について歯科医師と事前にしっかり相談し、納得できる治療方法を選ぶことが大切です。
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②横顔の印象を大きく変えたい人
横顔の印象を大きく変えたい場合、部分矯正だけでは対応が難しいとされています。
前歯の傾きや位置を整える程度の範囲では、口元全体の突出感やEライン(横顔の輪郭)を大きく改善するには限界があるためです。
しかし「出っ歯で口元が前に出て見える」「横顔が気になって人前で笑えない」と悩む方にとって、矯正治療はコンプレックスを解消する有効な手段のひとつ。
このようなケースでは、奥歯ごと全体的に歯を後方に移動させられる全体矯正のほうが適していると判断されることが一般的です。
③奥歯から完璧に整えたい人
奥歯から完璧に歯並びを整えたいと考えている場合、仕上がりに満足できない可能性があります。
部分矯正では、基本的に犬歯〜犬歯の前歯部分を動かすことが多いです。
そのため、奥歯の位置や噛み合わせに問題がある場合や、全体的に歯列を美しく整えたいといった希望がある方にとっては、治療範囲が物足りなく感じられる可能性があります。
「できない」と言われて部分矯正をあきらめる前に

「他のクリニックで断られたから、もう無理だ……」 そう諦める前に、最後にOh my teethにご相談ください。他院で「マウスピース矯正は適応外」と診断された方でも、以下のような理由からOh my teethなら治療が可能だったケースは数多く存在します。
理由①:1.5万件のデータと専門チームによる精密診断
Oh my teethには累計1.5万件以上の症例データ があり、日本矯正歯科学会の認定医を含む専門チームが診断を行います。 「一見難しそうに見えるが、この動かし方ならマウスピースでいける」といった判断を、膨大なデータと専門知識に基づいて行います。
理由②:難症例向け「インビザライン」にも対応
Oh my teeth 導入クリニックでは、世界シェアNo.1のマウスピース矯正「インビザライン(コンプリヘンシブ)」も取り扱っています 。これにより、Oh my teethの2つのプランラン(Basic/Pro)では対応が難しい重度の症例であっても、インビザラインを用いることで治療可能なケースが広がります。
理由③:無理なら提携院を紹介。「時間を無駄にさせません」
診断の結果、どうしてもマウスピース矯正が不向き(ワイヤー矯正が必須)と判断した場合は、正直にお伝えします。その上で、信頼できる提携のワイヤー矯正クリニックを紹介することも可能です。

「せっかく休日に来たのに、『できません』と言われて終わった……」という無駄足にはさせません。何らかの「解決策」を持ち帰っていただけるので、まずは気軽に、自分の歯並びの現実的な治療方法を知ることからはじめてみませんか?




