大人の矯正のメリット・デメリット!4つの注意点とは?
「歯の矯正は子供がするものでは?」
「大人で歯科矯正を受けるのは遅すぎる?」
これらは実際に、マウスピース矯正 Oh my teethに寄せられる質問です。
結論から言うと、歯や歯を支えるあごの骨に異常がなければ、大人になってからでも矯正治療は問題なく受けられます。実際にマウスピース矯正 Oh my teethにも、50代や60代、70代のユーザーもいらっしゃいます。
ただし大人の矯正治療は、受ける前に押さえるべき注意点もあります。本記事で大人の矯正のメリット・デメリット双方を理解し、不安を解消して矯正治療を受けられるようにしましょう。
目次
- 大人になってから矯正する人が増加中
- 70代で矯正をはじめる人も
- 大人の矯正に年齢制限はない
- 大人の矯正のメリット
- 虫歯・歯周病リスクが下がる
- 食べ物を咀嚼しやすくなる
- 笑顔に自信がつく
- オーラルケア習慣がつく
- 口元のバランスが整い横顔が美しく見える
- 噛み合わせが整う
- 発音が明瞭になる
- 大人の矯正のデメリット
- 装置がつくと違和感がある
- 口内炎ができる
- 痛みがある
- 歯磨きがしにくい
- 抜歯・歯を削る
- 長期間かかる
- 費用がかかる
- 矯正治療を受ける前に押さえたい注意点
- 歯科医師の指示通り に通院する
- 違和感は早めに相談する
- 食事内容に気をつける
- 矯正完了後もリテーナーをつける
- 大人の矯正に関してよくある疑問
- しないとどうなる?
- いくらくらいかかる?
- ブサイクになることはある?
- やめたほうがいい人はいる?
- 大人になってからの矯正でも遅くない
マウスピース矯正 Oh my teethは、無理に矯正治療をすすめるようなことはしません。今のあなたの歯並びのお悩みをヒアリングし、3Dスキャンで歯並びの状態を可視化した上で、最適な治療法をご提案します。各種検査は無料です。まずはお気軽にご相談ください。
アライン・テクノロジー・ジャパン株式会社が歯科医師18名にアンケートを取ったところ、「ここ数年で成人の歯列矯正患者数は増えている」という回答が100%でした。また、その中でも、目立ちにくい「マウスピース型矯正装置を選択する方が増えている」という回答が100%でした。その理由として、「30代の男性で、人知れず治療を終えたくて目立たない矯正を選ばれる方がいた」「金属アレルギーで諦めていた人も治療ができる」「目立つ装置がイヤで、始める人が多いです」などのコメントが寄せられています。
出典元: 日米800人が回答!「成功者は見た目が重要」が8割 成功者に求められる“歯並び”に関する意識調査 ~ 「歯列矯正への抵抗」は4年半で16%減少
医師調査概要
調査時期:2016年10月
調査対象:歯科医師18人
調査設計:アンケート調査
プレスリリース発表元企業:アライン・テクノロジー・ジャパン株式会社
70代で矯正をはじめる人も
マウスピース矯正 Oh my teethの来店ユーザーの平均年齢は、30.2歳。ユーザーの約半分を20代が占めており、次いで30代、40代という結果でした。最高齢ユーザーは77歳です。
詳しくは下記プレスリリースもご覧ください。
※Oh my teethの2020年7月から2022年1月までの実測値
実際にOh my teeth 卒業ユーザーの中には、「子供の頃に矯正をしていたけど後戻りしてしまったので、大人の矯正を決意した」という方がいらっしゃいます。また、「社会人になって自分でお金を出せるようになったので、矯正をはじめようと思いました」というユーザーも。
このようにさまざまな事情から、大人になってから歯科矯正をする人は増えています。
大人の矯正に年齢制限はない
大人の矯正治療に年齢制限は基本的にありません。歯や歯を支えるあごの骨に問題がなければ、矯正治療は可能だからです。
ただし大人になると仕事に就いたり、家庭を持ったり、子供ができたりして、なかなか矯正治療をスタートするタイミングがわからない人が多いかもしれません。
マウスピース矯正 Oh my teethにもさまざまな背景がある方が歯並び相談にいらっしゃいますが、以下のようなタイミングで矯正治療を考える人がいます。
結婚式で自信を持って笑顔になりたいので歯並びをよくしたい
就職して生活に余裕ができてきたので矯正を考えはじめた
育休中で時間に余裕があるので今のうちに矯正を完了させたい
大人が歯科矯正する7つのメリットを紹介します。
虫歯・歯周病リスクが下がる
食べ物を咀嚼しやすくなる
笑顔に自信がつく
オーラルケア習慣がつく
口元のバランスが整い横顔が美しく見える
噛み合わせが整う
発音が明瞭になる
これらに関して現在悩みやコンプレックスがあるなら、一度矯正相談に行くことをおすすめします。
虫歯・歯周病リスクが下がる
歯が重なっている部分の歯磨きは難易度が高く時間もかかります。フロスや歯間ブラシを使用しても届かない場所ができてしまい、虫歯や歯周病を引き起こす原因に。
歯科矯正で歯並びが整うと歯ブラシを歯に当てやすく、汚れを落としやすくなります。その結果虫歯や歯周病で歯を失うリスクが軽減します。
食べ物を咀嚼しやすくなる
私たちが日々当たり前に行っている「食べる」「飲み込む」ことは歯並びや噛み合わせが関係しています。
歯科矯正で噛み合わせが整うと、食べ物をしっかり噛めるように。しっかり噛むことで唾液量が増え、食べ物の消化を助けます。また唾液には自浄作用もあるため、口臭の原因菌の増殖を防ぎ、口臭予防にもつながります。
笑顔に自信がつく
歯並びが気になってしまって、写真を撮るときに口を閉じたり口元を隠したりしていませんか?また、不意に撮られた写真の自分の口元が気になってしまうこともあるでしょう。
歯科矯正で歯並びが整うと、人前で歯を見せて笑うことや、笑顔になることへの抵抗がなくなり、自然と笑顔でいる時間が多くなります。
自然と自分に自信がつき、見た目の変化に加え、内面の変化も感じられるでしょう。
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オーラルケア習慣がつく
特にワイヤー矯正で言えることですが、歯科矯正中はオーラルケアを入念にしないと虫歯や歯周病リスクが高まります。ワイヤー矯正では矯正装置がついたままなので、歯磨きの難易度が上がるからです。
矯正中に虫歯や歯周病になってしまうと、矯正を中断して治療を優先しなければならなくなることも。その結果矯正期間が長引いてしまうリスクがあります。それを避けるため、オーラルケアを入念に行う人も多いです。
矯正開始後は歯ブラシだけでなくワンタフトブラシやフロスも併用するようにしましょう。また、定期検診を受けることも大切です。
口元のバランスが整い横顔が美しく見える
横から見ると口元がこんもりと前に出た状態(いわゆる口ゴボ)に悩み、歯科矯正を検討する方もいます。
口ゴボは歯科矯正で改善するケースもあり、矯正の結果横顔が美しく見えることも。たとえば出っ歯で口元が前に出ていた場合、歯科矯正で出っ歯が改善することで口元が後ろに下がり、横から見たときの口元のバランスが整うことがあります。
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噛み合わせが整う
歯並びの悪さは噛み合わせの悪さにつながっていることがあります。噛み合わせが悪いと食べ物を咀嚼しにくかったり、全身のバランスに影響して頭痛や肩こりにつながったりします。
歯科矯正によって噛み合わせが整うと見た目が整うだけでなく、噛み合わせが整うことで頭痛や肩こりといった身体の不調が改善する可能性もあります。
発音が明瞭になる
歯並びが悪いと、舌の動きに制限がかかったり、歯と歯の間から息漏れしたりして、発音に悪影響が出ることがあります。
歯科矯正で歯並びが整うと、舌が動かしやすくなって発音がすっきりしたり、息漏れしなくなり滑舌がよくなったりすることも。
コミュニケーションへの好影響も期待できるでしょう。
大人が矯正する場合、以下のようなデメリットもあります。
装置がつくと違和感がある
口内炎ができる
痛みがある
歯磨きがしにくい
抜歯・歯を削る
長期間かかる
費用がかかる
装置がつくと違和感がある
歯科矯正では装置を長時間装着するため、特に最初のうちは違和感が大きいです。ワイヤー矯正では装置がつけっぱなしなので食事の際などに気になることもあるでしょう。
ただし違和感はずっと続くものではなく、徐々に慣れていきます。また、マウスピース矯正の場合は食事や歯磨きの際には外せるため、違和感を軽減させられるでしょう。
口内炎ができる
矯正装置によって口腔内が傷つき口内炎ができる場合があります。
ワイヤー矯正ではブラケットという装置と舌や唇の裏などが擦れることで、口内炎ができることが。マウスピース矯正ではマウスピースの縁が尖っていることで、口内炎ができることがあります。
痛みがある
歯科矯正は歯に適切な力をかけて移動させるため、圧迫感のある痛みが生じる場合があります。ワイヤー矯正ではワイヤー調整日、マウスピース矯正では新しいマウスピースに交換時に痛みが発生しやすいです。
ただ、この痛みはずっと続くものではなく、徐々に慣れていきます。痛みに耐えられないときはドクターに相談の上鎮痛剤を使用することもできます。
歯科矯正をはじめると口内炎や矯正力による痛みから食欲がなくなり痩せたという人も。これについては以下の記事もあわせて参考にしてください。
歯磨きがしにくい
歯科矯正中は矯正装置によって歯磨きがしにくい場合があります。これは 装置がつけっぱなしのワイヤー矯正でのデメリットと言えます。
マウスピース矯正の場合は歯磨きの際には取り外せるため、すみずみまで歯磨きしやすいです。ただマウスピース装着中は唾液が行き渡りにくくなり、虫歯リスクが高まる原因になるため、マウスピースを外した際は矯正前よりも入念にオーラルケアを行うのが大切です。
抜歯・歯を削る
歯科矯正を行う際は、まず歯をきれいに並べるスペースを確保する場合があります。その方法としては抜歯・歯列の拡大・歯の表面を少し削るといったものがあります。
中には健康な歯を抜いたり削ったりすることに抵抗感がある方もいるでしょう。しかし抜歯や歯の表面を削る処置は、歯をきれいに並べるためにドクターが必要と判断するもの。歯が動くスペースを確保せずに矯正を開始しても、計画通りに歯が動きません。
※これまでの研究結果や論文でも、研磨処置を行うことで虫歯になりやすくなるといった報告はされていません。
長期間かかる
歯科矯正は、奥歯から整える全体矯正の場合一般的に1〜3年の期間が必要です。その間装置がつけっぱなし、あるいは装置を毎日長時間装着しなければならないため、ストレスに感じることもあるかもしれません。
ただし部分矯正で歯並びの乱れが軽度の場合は、数か月で完了するケースもあります。
費用がかかる
歯科矯正にはお金がかかります。全体矯正の場合、矯正装置の種類や矯正範囲にもよりますが、10万円台で済むこともあれば、170万円ほどお金がかかることも。
歯科矯正の費用が高額なのは、基本的に保険がきかず自由診療であるためです。ただし気になる部分だけ整える部分矯正の場合、比較的安く済む場合があります。
【あわせて読みたい】
大人になってからの矯正には以下のような注意点もありますので、あらかじめ把握しておきましょう。
医師の指示通りに通院する
違和感は早めに相談する
食事内容に気をつける
矯正完了後もリテーナーを装着する
歯科医師の指示通りに通院する
矯正開始後は歯科医師の指示通りに通院しないと経過観察ができず、当初の治療計画からズレが生じることがあります。計画通りに矯正治療が進まないと、矯正治療の完了が遅くなってしまいます。
たとえばワイヤー矯正で矯正する場合、ワイヤー調整が計画通りにできないことで歯肉退縮のリスクが高まることもあります。
違和感は早めに相談する
「強い痛みが継続している」「噛み合わせに違和感がある」など気になることがあれば、なるべく早く医師に相談しましょう。
場合によっては矯正装置の調整や追加治療が必要になることもあり得ます。早めに相談することで早く対処ができます。
食事内容に気をつける
ブラケットとワイヤーを装着するワイヤー矯正の場合、装置が外れる原因になる以下のような食べ物は避けた方がいいでしょう。
粘着質の食べ物(餅・キャラメル・ガムなど)
硬い食べ物(せんべい・ナッツ類など)
さらに矯正装置に引っかかりやすい以下のような食べ物も気をつけましょう。
麺類
繊維質の多い食べ物(きのこ類・葉物類)
マウスピース矯正は食事の際装置を取り外せるため上記のような食事制限はありません。しかし新しいマウスピースに交換したばかりのときは、咀嚼時の刺激が痛みとなりやすいです。
そのため新しいマウスピースに交換後1〜2日程度は、強く噛 み締めなければならない食事は避けるのがおすすめです。
矯正完了後もリテーナーをつける
矯正期間が終わっても、何もしないまま放置すると再び歯が動いてガタガタになってしまうでしょう。これを「後戻り」といいます。
後戻りを防ぐには、保定装置(リテーナー)を装着しなければいけません。リテーナーをつけないと後戻りする確率はほぼ100%です。
【あわせて読みたい】
大人になってからの歯科矯正に関してよく挙がる疑問にお答えします。少しでも不安の解消につながれば幸いです。では以下のような質問が多くあります。
歯を矯正しないとどうなる?
歯科矯正の費用はいくらぐらいかかる?
矯正でブサイクになることはある?
歯科矯正をやめた方がいい人ってどんな人?
それぞれの質問について解説します。
しないとどうなる?
出っ歯や受け口、すきっ歯などの悪い歯並びを放置すると、虫歯・歯周病・口臭リスクが高まるデメリットが。
また、噛み合わせは全身のバランスにも影響しています。悪い噛み合わせを放置すると、頭痛や肩こりにつながることもあるでしょう。
いくらくらいかかる?
歯科矯正は矯正装置によっても目安は異なりますが、おおよそ100万円程度の費用がかかります。
たとえばワイヤー矯正の場合60万〜170万円程度、マウスピース矯正の場合60万〜100万円程度が目安です。
矯正範囲によっても費用は異なるので、詳しくは以下の記事を参考にしてください。
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ブサイクになることはある?
歯科矯正は口腔内にアプローチする治療のため、顔が劇的に変化することは基本的にありません。ただし歯科矯正中、矯正装置によって口を動かしにくく、結果的に表情筋が衰えて頬がたるんでいるように見えたり、噛み合わせが整うことでエラ張りが改善され、矯正前よりも面長に見えたりする可能性はあります。
いずれもブサイクになったとは一概に言えませんが、顔の変化はある程度起こり得るでしょう。
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やめたほうがいい人はいる?
重度の歯周病になっている人、顎関節症になっている人などは歯科矯正をやめたほうがいいでしょう。ただしこのような人の場合、事前の検査で状態がわかることがほとんどです。
歯並びに悩みがあるならまずは相談に行って、現在の口腔内や口まわりの状態を見てもらうことが大切です。歯周病でも軽度の場合は治療をすれば、矯正治療が可能になります。
【あわせて読みたい】
\このほかの疑問はLINEで相談/
今回は、大人の歯科矯正のメリット・デメリットを紹介しました。大人になってからでも、歯科矯正をはじめることで自信がついたり、噛み合わせが整ったりすることをご理解いただけたと思います。
本記事に書かれている歯科矯正のメリット・デメリットは一般的な内容です。患者さんの口腔内状況により歯科医院の対応が変わる可能性があります。歯科矯正を受ける際には、歯科医院でメリット・デメリットについての説明を受けるようにしましょう。
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