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歯科矯正
最終更新日:2024年12月13日

下の歯のガタガタだけ矯正できる?治療方法や費用、顔の変化をまとめて紹介

下の歯矯正CR1

「下の歯のガタガタだけを矯正して顔の印象を変えたい」
「下の歯だけの矯正であれば費用が安くらない?」

このようなお悩みや疑問をおもちの方は少なくありません。

実は下の歯の部分矯正なら全体矯正の半分以下の費用で矯正を始められることもあります。

ただし、歯並びは上下のバランスが重要です。下の歯だけを矯正すると、全体の噛み合わせに悪影響が出てしまうリスクもあります。

そこで本記事では、下の歯だけを矯正する方法、治療にかかる費用・期間を徹底解説。

下の歯だけを矯正するリスクも紹介するので、失敗したくない方はぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

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歯科医師

西尾万樹

東京表参道矯正歯科 院長。北海道医療大学歯学部卒業。2018年歯科医師免許取得。旭川医科大学病院口腔外科にて研修後、矯正歯科勤務。2020年コスメコンシェルジュ取得。

そもそも下の歯だけ部分矯正できる?

下の歯矯正CR2-1 (1)

下の歯だけを矯正することは可能です。

歯列の一部のみ矯正する方法を「部分矯正」といい、軽度の歯並びのズレであれば改善が見込めます。

ただ、綺麗な歯並びは上下の歯のバランスが重要であるため、上下どちらか一方のみを矯正すると、全体のバランスが悪くなってしまう可能性があります。

そのため、「下の歯だけの矯正する」というのはあまり一般的ではありません。

まずは、下の歯のみを矯正する注意点を確認しておきましょう。

下の歯だけを矯正する際の注意点

下の歯の部分矯正の注意点は以下のとおりです。

  • 噛み合わせが悪化する可能性がある

  • 対応クリニックが少ない

①噛み合わせが悪化する可能性がある

下の歯矯正CR2-2

下の歯だけを矯正すると、噛み合わせの問題や全体の歯並びの乱れが生じる可能性があります。

噛み合わせが悪くなると、食べ物がうまく噛めない、顎関節を痛めやすい、顔がゆがむなどの問題につながります。

また、口周りの問題だけでなく、口周りの筋肉に負担がかかっていることによる肩こりや頭痛、吐き気にもつながります。

②対応クリニックが少ない

先述の通り、上の歯だけの矯正や下の歯だけの矯正は、噛み合わせを悪化させるリスクがあります。

一般的な矯正治療では、単に歯を綺麗に並べるだけでなく、噛み合わせも考慮しながら歯を動かす必要があります。

そのため、「下の歯だけに矯正器具をつける処置」を行うクリニックは決して多くありません。

たとえ下の歯だけの矯正が可能なクリニックであったとしても、上下合わせて治療計画を立てるケースがほとんどといえるでしょう。

↓噛み合わせ悪化のリスクを避けたい方へ

下の歯だけの治療だと、噛み合わせが悪化し、綺麗な上の歯もガタガタに見えてしまう可能性があります。

リスクを避けたい方には下の歯を含めた部分矯正がおすすめ。

下の歯だけの矯正が良いのか、部分矯正が良いのか気になる方は、ぜひ一度、Oh my teethの無料診断に行ってみてくださいね。

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下の歯の部分矯正にかかる費用比較

下の歯矯正CR3

部分矯正の魅力の一つは、全体矯正と比べて費用を抑えて矯正できるという点です。

下の歯の部分矯正にかかる費用は、10〜40万円が目安です。

なかには「治療対象とする歯の本数×〇万円」という値段設定をしているクリニックもあります(その場合は、対象部分にのみワイヤーやマウスピースを装着する)。

しかし、前述の通り上下合わせて矯正を行う歯科クリニックがほとんどなので、下の歯だけに範囲を限定しても費用が安くなるケースは多くありません。

ちなみに、下の歯の部分矯正は主に、トータルフィー制回数制の2種類の料金プランがあります。

トータルフィー制:治療プランごとに料金が設定されている。

回数制(都度払い):治療回数で料金が変動する。処置をした際に料金が発生する。

回数制は、自分の気になる部分だけを手軽に治せるのがメリットです。ただその一方で、治療期間が長引いた場合、通院する回数が増え、治療費がかさんでしまうというデメリットがあります。

トータルフィー制では、矯正にかかる費用の総額が治療開始前に提示されます。基本的に追加料金は発生せず、追加の装置や期間の延長があっても追加料金なしで受けられることが多いです。

総額があらかじめわかるトータルフィー制で矯正治療を受けると、「思ったよりも追加費用がかさんでしまった...」ということを防げます。

下の歯の部分矯正にかかる期間比較

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下の歯を対象とした部分矯正は、歯を動かす範囲が少ないぶん、全体矯正よりも矯正期間が短くて済みます。

また、ワイヤー矯正とマウスピース矯正とでは、治療期間の差はあまりありません。

ただし、決められた頻度で通院しなかった場合や、医師の指示に従わなかった場合は治療期間が延びてしまうことがあるので注意が必要です。

また、カウンセリングをしてから矯正を始めるまでの期間や矯正後の後戻りを防ぐために保定装置を装着する期間も合わせて考慮しなければいけません。

保定装置は多くの場合、矯正期間と同じ期間つけるので、部分矯正の場合は2ヶ月〜1年ほどをみておきましょう。

↓マウスピース矯正Oh my teethの場合

マウスピース矯正Oh my teethの部分矯正なら下の歯だけでなく上下セットの部分矯正が原則追加料金なしで一律33万円。

上下の歯を同時に矯正するので、噛み合わせが悪化する心配も不要です。

矯正する歯を絞ることで全体矯正より、お安く矯正をしたいあなたにおすすめ。

気になる下の歯をサクッと治し、自慢の歯並びを手に入れましょう。

部分矯正のパターン例

下の歯だけを治す3つの矯正方法

下の歯を部分矯正するには、主に以下のような方法があります。

①ワイヤー矯正

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、「ブラケット」と「ワイヤー」と呼ばれる矯正装置を歯の表面に装着する方法。矯正の中で、最も幅広いケースに適応できます。

一方、歯の表側に矯正装置をつけるため、笑ったときなどには装置が目立ったり、食事がしづらかったりするデメリットがあります。なお部分矯正の場合は基本的に、前から数えて3番目の歯(犬歯)までの前歯を動かすことが多いです。

一般的な金属の矯正装置より値段は高くなりますが、歯の色になじんで目立ちにくい白いブラケットやワイヤーもあります。

②マウスピース矯正

マウスピース矯正 Oh my teethのマウスピースを装着した女性

マウスピース矯正は、薄く透明に作られたマウスピース型の矯正装置をはめて歯を移動させる方法です。

マウスピース矯正の最大のメリットは、矯正装置が目立たず矯正をしていることにほとんど気付かれないことです。食事中は外せるので歯磨きもしやすく、口の中を清潔に保ちやすいです。

一方で、食事以外の時間はしっかり装着するなど、自己管理が必要なのがデメリットといえるでしょう。

③セラミック矯正

歯科矯正とは異なりますが「セラミック矯正」と呼ばれるものもあります。

セラミック矯正は「補綴(ほてつ)治療」の一種で、歯を削ってセラミックで作られた被せ物を被せて見た目を整える方法です。

【症例写真】下の歯のガタガタが部分矯正で改善した例

次に紹介するのは、マウスピース矯正「Oh my teeth」の部分矯正プランで下の歯のガタガタが改善した症例です。

総額期間や費用なども記載しているので、参考にしてください。

なお、下の歯を矯正して顔の印象(顔貌)が大きく変わることはあまりありません。

ただし症例写真を見てわかる通り、笑って歯が見えたときの印象は改善されることが期待できます。

マウスピース矯正 Oh my teethの叢生(ガタガタ)の症例
  • 総額:33万円 (税込)

  • 期間:4ヶ月

  • 備考:非抜歯/部分矯正/研磨処置込

マウスピース矯正 Oh my teethの下の歯のガタガタの症例(部分矯正)
  • 総額:33万円 (税込)

  • 期間:3ヶ月

  • 備考:非抜歯/部分矯正/研磨処置込

マウスピース矯正 Oh my teethの下の歯のガタガタの症例
  • 総額:33万円 (税込)

  • 期間:3ヶ月

  • 備考:非抜歯/部分矯正/研磨処置込

マウスピース橋正(Oh my teeth含む)の主なリスク:虫歯・歯周病・ブラックトライアングル・歯根吸収・歯肉退縮・1日20時間以上のマウスピース装着が必須・マウスピースにより痛みを感じる可能性・治療中に一時的にかみ合わせに不具合をきたす可能性・リテーナーを最低1年間は1日20時間以上装着、その後徐々に着用時間を減らし、2年目以降は夜間のみの着用推奨。

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下の歯の部分矯正の満足度を高める3つの方法

下の歯矯正CR5

せっかく下の歯の部分矯正をするのであれば、満足のいく結果が欲しいですよね。そこで、満足のいく下の歯の部分矯正を行うためのポイントを3つ紹介します。

①治療のゴールを明確にする

治療を開始する前に、理想の歯並びの状態を決めて、ゴールを設定しましょう。

治療を進めていくうちに「やっぱり下の歯だけでなく、他の部分もなおしたい」と思っても、途中で治療方法を変更すると余計な料金や時間がかかります。

矯正方法によっては大幅な治療方針の変更ができないこともあるので、あらかじめ本当に下の歯だけでいいのか歯科医師と治療ゴールをすり合わせることが大切です。

②デメリットを理解する

部分矯正のデメリットを理解しておくと、「こんなはずではなかった」という事態を避けられるでしょう。

下の歯だけでなく、口の中全体の状況や健康を考慮して、自分に適した治療法を選択してください。

部分矯正のデメリット
  • 適応症例が限られている

  • 噛み合わせの改善は見込めない

  • 歯を削ることがある

  • Eラインの大きな変化は見込めない(顔の印象の変化は少ない)

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③複数のクリニックに矯正相談に行く

満足度の高い矯正を受けるには、クリニックや歯科医師との相性も重要です。

また、クリニックによって取り扱う矯正方法や実績も違います。

複数のクリニックに矯正相談に行ったうえで、どこで部分矯正を行うのか決めるのが理想的でしょう。

下の歯だけの部分矯正ができるか検査してもらおう

無料検査訴求

部分矯正は「気になる下の歯だけサクッとなおしたい」といった人には適している可能性があります。

しかし、メリットだけでなくデメリットも知った上で検討することが大切です。

矯正相談に行く際は複数のクリニックに行ってみることをおすすめします。

マウスピース矯正 Oh my teethは診断が無料ですので、お気軽にご予約くださいね。

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