logo
マウスピース矯正
最終更新日:2024年11月26日

インビザラインの費用相場はいくら?安く始める方法ってあるの?

インビザラインは安くなる?

「実際、自分の歯並びをインビザラインで治療するといくらかかるの?」

「少しでも安くインビザラインを受けられる方法はある?」

など、インビザラインの費用について疑問を抱いていませんか?

本記事ではインビザラインの費用や内訳を表や図解を用いて徹底解説。

また、インビザラインを検討する際には、必ず比較・検討しておきたい他のマウスピース矯正もご紹介します。

特にインビザラインは提携しているクリニックによって価格が異なる場合があります。矯正は非常に高い買い物ですから、後悔しないためにも、ぜひ最後までお読みください。

万樹さんアイコン
歯科医師

西尾万樹

東京表参道矯正歯科 院長。北海道医療大学歯学部卒業。2018年歯科医師免許取得。旭川医科大学病院口腔外科にて研修後、矯正歯科勤務。2020年コスメコンシェルジュ取得。

インビザラインとは?toggle-arrow
インビザラインとは

インビザライン・システム(以下:インビザライン)とは、アメリカのアライン・テクノロジー社が矯正歯科医師を対象に提供しているマウスピース型矯正治療法の一つ。

1999年に提供を開始以来、多くの方々から厚い支持と人気を集め続けており、現在では世界100ヶ国以上の国々で提供されているマウスピース矯正治療法です。

インビザラインの費用相場

インビザライン矯正は歯並びの程度(症状の軽さ・重さ)に応じて全部で5つのプランがあります。まずは以下のインビザライン早見表を確認しながら、各プランの費用・適応症例・期間の違い を見ていきましょう。

invisalign プラン 早見マップ 

種類

費用相場

適応症例

治療期間(枚数)

インビザライン エクスプレス

20~40万円

後戻りなどごく軽度の不正歯列

3~4ヶ月(最大7枚)

インビザライン ライト

45~65万円

軽度の不正歯列

最大5ヶ月(最大14枚)

インビザライン Go

35~50万円

比較的軽度の不正歯列

最大7ヶ月(最大20枚)

インビザライン モデレート

70~90万円

中度の不正歯列

1年程度(最大26枚)

インビザライン コンプリヘンシブ

80~100万円

重度の不正歯列

1年半~3年程度(枚数制限なし)

このようにインビザラインには幅広いプランがあり、症例や希望に合わせて選択できます。

続いて、画像を用いてより具体的にインビザラインの費用を解説します。

【重症度別】インビザラインの適用プランと費用目安

歯並びの乱れの程度別にインビザラインの適用プランや費用目安を確認していきましょう。

歯並びの乱れの程度別の費用相場

例①:矯正後の後戻りなどの軽度なケース;20~50万円

「矯正後に後戻りが起こった」「1〜2本の歯だけを改善したい」など、軽度な乱れを治すためにはインビザラインでもお手軽なプラン(インビザラインエクスプレス)が適しています。

例②:前歯のみなどの中度なケース;50~80万円

骨格や奥歯の噛み合わせには問題がない、出っ歯やガタガタな歯並び、すきっ歯などは、インビザラインの中間グレード(インビザラインモデレートなど)で改善が期待できます。

例③:奥歯を含めた歯並び全体の改善が必要な重度なケース;80~100万円

最も費用が高い80~100万円のプラン(インビザラインコンプリヘンシブ)は奥歯のかみ合わせから動かす場合やズレの大きい歯列を改善するために用いられます。

インビザラインと比較しておきたいマウスピース矯正

インビザラインはプランの豊富さから多くの歯並びに対応できることがメリットの1つです。

ただ、中には「インビザラインを検討していたけれど、思ったより値段が高い…」という人もいるかもしれません。

そんな人には比較的リーズナブルなマウスピース矯正 Oh my teeth をぜひご検討ください 。

Oh my teethとインビザラインの違いは以下。

Oh my teethの料金プラン(Basic・Pro・インビザライン)

Oh my teethは、「原則通院不要」「追加費用なし」などを特徴とするサービスで、主に軽度から中等度の症例に適しています。

一方、インビザラインは複雑な症例にも対応できる矯正方法です。

Oh my teethの大きな特徴

①2種類のわかりやすいプラン(Basicプラン:33万円 、Proプラン:66万円)でいずれのコースも治療期間による料金変動はありません。追加料金は原則なし。(Oh my teethユーザーの80%はBasicプランです。)

※マウスピースを破損、紛失の場合は別途料金が発生します。

②矯正開始後の定期的な通院は原則不要なため自宅で治療可能

24時間LINEサポート でいつでも矯正中の悩みや不安を相談

実際の症例を写真で紹介

Oh my teethは軽度から中度の歯並びの乱れに特化したマウスピース矯正です。

……と言われても「実際どのような歯並びがなおせるのか実物を見たい」という人も多いと思います。

そこで、ここではマウスピース矯正 Oh my teeth(全てBasicプラン)の実際の症例を紹介します。

出っ歯の症例(40代前半男性)

マウスピース矯正Oh my teethの非抜歯矯正(出っ歯)の症例

叢生 (全体的なガタつきなど)の症例 (20代後半男性)

マウスピース矯正 Oh my teethのデコボコの歯並び(叢生)の症例(部分矯正・非抜歯矯正)

すきっ歯の症例(30代前半男性)

マウスピース矯正 Oh my teethの症例(すきっ歯・空隙歯列)
症例をもっと見る

インビザライン矯正にかかる費用の内訳

インビザラインの矯正治療では、装置の費用=矯正費用なのではなく、以下のような追加費用が発生します。

インビザラインの費用内訳

インビザラインの費用がクリニックごとに異なる理由の一つは、アライン・テクノロジー社が製造したマウスピースを各クリニックが直接購入し、自由診療として患者に提供しているためです。

各クリニックで、患者の歯の状態や治療の複雑さに応じて、治療費が個別に設定されます。

矯正前にかかる検査・診断料

費用項目

値段(目安)

初回カウンセリング

無料~5,000円

精密検査・診察

10,000~65,000円

虫歯・歯周病治療

1,500〜10,000円/回

抜歯

5,000~15,000円/本

マウスピース矯正は、受診すればすぐに治療を開始できるわけではありません。

まずはカウンセリングで治療に対する疑問や不安、希望を話し合い、歯並びやマウスピース矯正の理解を深めていきます。カウンセリングは、無料~5,000円程度で行われることが多いです。

カウンセリングでインビザライン治療を受ける意思が確認できたら、精密検査に進みます。精密検査は治療計画を立てるために必要で、費用は10,000~65,000円程度が目安です。

精密検査の結果、虫歯や歯周病治療、抜歯などが必要と判断された場合は、別途処置を行います。

矯正中にかかる調整料

費用項目

値段(目安)

調整料

3,000円~10,000円/回

リファインメント

20,000円/回

治療中にマウスピースの調整や、必要に応じて研磨処置(歯の両サイドを削ってスペースを確保する処置)を行うことがあります。調整料の目安費用は3,000~10,000円程度です

あわせて読みたい

マウスピース矯正の研磨処置(IPR・ディスキング)とは?リスクや必要な症例を紹介

リファインメントとは、計画通りに矯正が進まなかった場合に行われる治療計画の立て直しのことで、追加のマウスピース代を負担する 必要があります。

矯正後にかかる保定装置料や観察料

費用項目

値段(目安)

保定装置料

10,000~60,000円

観察料

3,000~5,000円/回

保定装置とは、マウスピースで動かした歯を固定するために装着する器具で「リテーナー」とも呼ばれます。リテーナーはインビザライン治療後に必ず使用する必要があり、10,000~60,000円程度かかります。

インビザラインの場合、2~3ヶ月に一回のペースでの通院が必要で、マウスピースの調整や虫歯、歯石などのチェックを行います。観察料はクリニックによって異なりますが、通院のたびに3,000円~5,000円程度 がかかることが多いです。

インビザラインの費用で迷ったときに最も注意して欲しいこと

インビザラインはかかる費用も時間も決してお手軽とは言えません

不安が残ったままだと、「矯正を続けられない」「納得できる歯並びにならなかった」など、後悔する可能性もあります。

そこで、あなたが安心して矯正生活を始めるために、最も注意すべき2つのことを解説していきます。

①信頼できるドクターを選ぶ

歯科矯正はドクターと二人三脚で進めていくものなので、ドクターとの間に信頼関係が築けるかどうかが鍵です。

そのためクリニック選びの時点で、コミュニケーションを取りやすいドクターかどうかを見極めなければなりません。

とくに「矯正のメリット・デメリットを教えてくれる」「多数の症例を経験している」かは重要なポイントです。

②矯正生活をイメージできるようにする

正直、いくら魅力的な歯科矯正だとしても、必ず痛みや面倒などの続けられない壁が立ちはだかります。

そのため、事前に自分の矯正生活がイメージできる説明があるか、継続までサポートしてくれるかどうかも非常に重要なポイントです。

必ず「通いやすい歯科クリニックかどうか・日常生活にどの程度制限がかかるか」は、選ぶ上で確認しておきましょう。

新しい形のマウスピース矯正

一般的なマウスピース矯正は1〜3ヶ月に1回クリニックに通院し、次のマウスピースを受け取ったり、装着状況をチェックしたりします。

今までは矯正終了までの通院や装着時間の確保・痛みなどは患者さんに自力で乗り越えてもらうハードルだと考えられてきました。

しかし、そんな矯正の煩わしさを少しでも軽減した新しいマウスピース矯正があります。

それが、矯正開始後の通院が不要のマウスピース矯正 Oh my teeth

Oh my teethが通わなくてもいい理由

Oh my teeth導入クリニックでは、独自のプランとインビザラインの両方を取り扱っています。

幅広い症例に対応可能なので、「初めて矯正歯科にいく」という方におすすめです。

マウスピース矯正に適さない場合には、提携するワイヤー矯正クリニックをご紹介することも可能。

まずは無料診断で、歯並びについて歯科医師に相談してみませんか?

CTA無料診断 マウスピース矯正選びで悩んでるなら

【インビザラインの費用を安くする】2つのポイント

インビザラインによる歯科矯正にかかる費用を安く抑えるには、以下のような方法があります。

①医療控除費を受ける

医療費控除とは、年間10万円以上の治療費を支払った場合に、支払った税金の一部が戻ってくる制度です。

マウスピース矯正で医療費控除を受けるには、機能面や健康面に問題がある歯並びであることが条件です。

たとえば、患者さんがすきっ歯や出っ歯などの見た目が気になる場合で矯正を始めても、歯科医師が機能性にも問題があると判断したら、医療費控除を受けられます。

Oh my teethでは歯科医師の判断によって適用できるので、医療費控除の対象になるかどうか気になる人は一度歯科医院で診断を受けましょう。

②総治療費を明確に提示しているクリニックを選ぶ

歯科矯正には矯正治療費の総額がわかり、提示された値段からは変わらない(固定している)システムであるトータルフィー制度と治療内容によって支払う金額が変わり、処置ごとに料金を支払う処置別払い制度が存在します。

歯科矯正では矯正装置以外でもお金がかかることが意外と多いです。

そのため、トータルフィーとして費用全額が明示されていないと矯正を始める前の想定額よりも最終的な出費が増える可能性があります。

Oh my teeth導入クリニックではトータルフィー制度を採用しており、矯正開始前に治療にかかる総額を提示し、追加の費用はいただきません。

インビザラインの費用まとめ|必ず複数のマウスピース矯正を比較検討すること

ここまでインビザラインを始めとするマウスピース矯正、ワイヤー矯正など様々な矯正方法について解説してきました。

「矯正」と一口に言っても、サービス内容や価格設定は異なりますので、自分にはどの矯正方法がいいか迷っている方はまずは矯正歯科で診断を受けて比較してみましょう。

Oh my teeth導入クリニックでは、独自プランとインビザラインの両方を取り扱っており、患者様の症例やニーズに応じた柔軟な対応が可能です。

どちらが自分に合うか迷う場合でも、無料診断で歯並びを診断してあなたに適したプランをご提案します。

また、もしマウスピース矯正が難しい場合には、ワイヤー矯正のクリニックをご案内することも可能です。

あなたにぴったりの矯正方法を一緒に見つけましょう!

CTA 歯並び

矯正についてもっと知る

ドクター所属学会(一部)

矯正歯科治療にともなうリスクについて