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最終更新日:2025年7月29日

私の八重歯は部分矯正で治せる?八重歯の簡単セルフチェックも紹介

八重歯は部分矯正で治せる?かかる費用や期間についても解説

「笑った時に八重歯に唇がくっついてしまい恥ずかしい」「昔は八重歯がチャーミングポイントだと思っていたけど、今はきれいな歯並びにしたい」など、八重歯でお悩みではありませんか?

実は全体矯正よりも費用を抑えて期間も短い部分矯正で、きれいな歯並びを手に入れるのも夢ではありません。しかし八重歯の状態によっては、部分矯正では治せないケースが多いのも事実。

そこで本記事では、八重歯の部分矯正に適合する症例や不適合症例、そして部分矯正の費用や期間などについても解説します。「八重歯を部分矯正で治したいけどできるのかな?」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。

真由��美さんアイコン
歯科矯正ブログ編集チーム

木村真由美

Oh my teethでのマウスピース矯正を経て、2021年6月に株式会社Oh my teethにジョイン。マウスピース矯正経験者としてOh my teethのオウンドメディア「歯科矯正ブログ」にて記事を更新中。ミッションは「歯並びに悩むすべての方に歯科矯正の確かな情報をお届けすること」。

目次

気になる八重歯、部分矯正なら"賢く"治せるかも

部分矯正のメリットとデメリット

「笑った時に八重歯が気になる」
「昔はチャームポイントだと思っていたけど、今はスッキリさせたい」

そのような八重歯の悩みは、部分矯正であれば費用・期間を抑えながら改善できる可能性があります。

部分矯正で治せるケース
  • 軽度の八重歯

  • 前歯のスペース不足が3mm以下

  • 噛み合わせに問題がない

部分矯正とは、治療の対象を「前歯だけ」など限定的な範囲に絞って歯を動かす歯列矯正の治療法です。

歯列全体を動かす全体矯正よりも費用を大幅に抑えられるのがメリットです。また、歯を動かす期間も数ヶ月〜1年程度と短く、大掛かりな抜歯を伴わないケースが多いため、身体への負担も軽減できるのです。

あなたの八重歯の状態と「どこまで治したいか」というゴールが合致すれば、部分矯正は非常に合理的で"賢い選択"になり得ます。

ただし、部分矯正は誰にでも適応できるわけではありません。まずは、部分矯正で八重歯がどこまでキレイになるのか、実際の症例を見ていきましょう。

【症例で見る】部分矯正で八重歯はここまでキレイになる!

部分矯正と一言でいっても、治療の範囲や方法はさまざまです。ここでは、実際に部分矯正で八重歯の悩みを解消した症例写真をご紹介します。

※治療期間や費用はあくまで目安であり、歯並びの状態によって個人差があります。

Case1. 20代女性の八重歯矯正の症例(期間3カ月・費用33万円)

症例写真データ  八重歯

Case2. 20代男性の八重歯矯正の症例(期間3カ月・費用33万円)

八重歯症例 basic

Case3. 20代女性の八重歯矯正の症例(期間5カ月・費用33万円)

八重歯症例 basic

Case4. 20代女性の八重歯矯正の症例(期間6カ月・費用33万円)

八重歯症例 basic

「これからマウスピース矯正をはじめる」という方は、 Oh my teethの無料カウンセリングをご利用ください。

3Dスキャナーで歯型を採取し、マウスピース矯正であなたの歯並びをなおせるか診断させていただきます。所要時間はおよそ30分。

予約も簡単1分で完了するので、ぜひお気軽にご予約ください。

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【簡単セルフチェック】八重歯の部分矯正、私は適応できる?

セルフチェック

「私の八重歯も、部分矯正で治せるかもしれない」。そう感じた方も多いのではないでしょうか。

ここでは、あなたが部分矯正に適応できる可能性を、3つの簡単な質問でセルフチェックしてみましょう。

ご自身の歯の状態や希望を思い浮かべながら、「はい/いいえ」で答えてみてください。

※あくまで簡易的な目安です。正確な診断は歯科医師が行います。

Step1. 奥歯の噛み合わせに大きな問題はありませんか?

部分矯正は、基本的に奥歯を動かさず、前歯だけを整える治療法です。そのため、「イーッ」と噛んだ時に、上下の奥歯がしっかりと安定して噛み合っていることが大前提となります。

奥歯の噛み合わせがズレていたり、極端な出っ歯や受け口だったりする場合は、歯並び全体を整える「全体矯正」が必要になる可能性が高いです。

Step2. 抜歯が必要なほどの、重度の歯のでこぼこではありませんか?

八重歯をきれいに並べるには、歯が収まるための「スペース」が必要です。部分矯正では、歯の側面をわずかに削る(IPR)などでスペースを作りますが、それだけでは足りないほどの重度のでこぼこや、歯が大きくねじれている場合は、抜歯を伴う全体矯正が必要になります。

鏡を見て、八重歯の飛び出し方が比較的軽度で、他の歯のガタガタも少なければ、部分矯正の可能性は高まります。

Step3. あなたのゴールは「前歯の見た目」の改善ですか?

部分矯正は、前歯の見た目を改善することに特化した治療です。

そのため、あなたのゴールが「笑った時に見える範囲を、短期間・低コストでキレイにしたい」ということであれば、部分矯正は非常に満足度の高い治療となるでしょう。

もし、奥歯も含めて完璧なアーチにしたいという場合などは、全体矯正がゴールへの近道となります。

全体矯正と部分矯正の違いについては、「部分矯正と全体矯正の違いは?」で詳しく解説しているのであわせてご覧ください。

診断結果:2つ以上当てはまれば部分矯正ができるかも!専門家の診断へ

さて、3つの質問にいくつ「はい」と答えられましたか?

もし2つ以上「はい」と答えられたなら、あなたの八重歯は部分矯正で治療できる可能性が十分にあります。

ただし、これはあくまで目安にすぎません。本当に適応できるかどうかは、レントゲン撮影などを含めた精密な検査と、歯科医師の診断が不可欠です。少しでも「いけるかも!」と感じたら、まずは専門のクリニックであなたの可能性を確かめてみませんか?

部分矯正 八重歯 CTAボタン

「八重歯の部分矯正」は"賢い選択"?知っておくべきメリットと注意点

セルフチェックで「部分矯正の可能性がある」とわかった方も、そうでない方も、ここで改めて部分矯正のメリットと、知っておくべき注意点を整理しておきましょう。

これらを理解することで、部分矯正が本当にあなたにとって"賢い選択"なのかが見えてきます。

メリット:「費用・期間・身体への負担」を最小限にできること

部分矯正で八重歯を治す主なメリットとして、以下のような点があげられます。

  • 気になる八重歯だけ矯正できる

  • 抜歯せずにすむ

  • 費用が安く矯正期間が短い

部分矯正は歯並び全体を動かすのではなく、上下の前歯6本(犬歯〜犬歯)を整える矯正方法のため、気になる部分や八重歯だけ矯正できるのがメリットの1つです。

また部分矯正の場合、基本的に抜歯はしないため、抜歯に恐怖感や抵抗感を持つ人にとって大きな安心材料になります。

そして全体矯正は矯正完了まで1〜3年程度かかるのに対し、部分矯正は2ヶ月〜1年程度と短く、費用も抑えられるのがメリットです。(※保定期間は含まれていません)

→ Oh my teethの無料カウンセリングで「八重歯」について相談する

デメリット・注意点:適応できるケースが限られること

部分矯正で八重歯を治すデメリットは、以下の点が考えられます。

  • 重度の八重歯は治せない

  • 歯を削る処置が必要なケースがある

  • 完璧な歯並びは求められない

八重歯が重度の場合、部分矯正で治せないことがデメリットです。

例えば、「歯の重なりが大きい」「歯を動かすスペースを確保できない」「奥歯から動かす必要がある」などの症例があげられます。

また、スペースの確保のために歯を削る処置が必要なケースもあるので、健康な歯を削ることに抵抗を感じる人にはデメリットです。

そして、奥歯から全体的に歯を動かすことができないため、理想の歯並びを得られない可能性があります。

このように部分矯正は対応できる範囲が狭いので、完璧な歯並びを目指したい人や、八重歯が重度の人には向かない矯正方法です。

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八重歯の部分矯正|方法別の費用と期間を比較

時計と電卓

八重歯を部分矯正する際には、ワイヤー矯正かマウスピース矯正かの二択になります。

部分矯正の方法によってそれぞれかかる費用や、矯正期間が変わってきますので、自分の理想やライフスタイルに合ったものを選ぶことがポイントです。

下記に部分矯正の方法別に、費用と期間の違いを表にまとめました。

部分矯正の方法

費用の目安

矯正期間の目安

表側矯正(ワイヤー矯正)

30万円〜60万円

2ヶ月〜1年程度

裏側矯正(ワイヤー矯正)

40万円〜70万円

5ヶ月〜1年程度

ハーフリンガル矯正
(ワイヤー矯正)

35万円〜65万円

5ヶ月〜1年程度

マウスピース矯正

10万円〜40万円

2ヶ月〜1年程度

表側矯正(ワイヤー矯正)

歯の表面にブラケットと呼ばれる装置をつけ、そこにワイヤーを通して圧力をかけることで歯を動かしていく矯正方法です。

適合ケースが多く、ワイヤー矯正の中では費用も一番安く、矯正期間も短いのが特徴といえるでしょう。

費用に幅があるのはブラケットなどの矯正装置素材によって、値段が変わるためです。

デメリットとして、矯正装置が目立つことや、マウスピース矯正と比べると痛みが強くなることなどがあげられます。

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裏側矯正(ワイヤー矯正)

歯の裏側にブラケットを装着して行う矯正方法です。

歯の裏側に装置をつけるため、目立たないことが一番のメリットといえるでしょう。

しかし歯の裏側は凸凹していて、ブラケットはオーダーメイドで製作する必要があり、矯正装置の装着に高度な技術と手間がかかるため、費用が高くなってしまうのがデメリットです。

また表側矯正と比べると、矯正期間が長くなります。

ハーフリンガル矯正(上が裏側・下が表側矯正)

目立つ上の歯だけ裏側矯正にして、下の歯は表側矯正にします。

上下とも裏側矯正にすると費用がかかるところ、下を表面矯正にすることで価格を抑えられ、目立たちにくいことがメリットです。

ただし上を裏側矯正にしていることから、矯正期間は長めになってしまいます。

マウスピース矯正

軽度な八重歯に限定され、適合するケースがワイヤー矯正と比べると少ない傾向です。

それでもマウスピースでの部分矯正に適合した場合、費用が安く矯正期間も短いことや、目立たず、痛みが少ないという数多くのメリットがあげられます。

しかしマウスピース矯正を成功させるには、1日20時間以上のマウスピース装着が不可欠であるため、自己管理をしっかりすることが大切です。

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八重歯の部分矯正でよくある質問(FAQ)

八重歯は部分矯正で治せる?かかる費用や期間についても解説

ここからは、八重歯の部分矯正を考えている人から多く聞かれる質問を紹介していきます。

八重歯を放置するとどんなリスクがありますか?

八重歯を治さずに放置すると、「虫歯・歯周病・口臭の原因になる」「口内炎ができやすくなる」リスクがあります。

特に八重歯とほかの歯との重なりがひどい場合、歯ブラシが入り組んだ場所に届かず、食べカス・歯垢をきれいに掃除するのが難しいです。

磨き残しが積み重なると、虫歯・歯周病・口臭を引き起こす恐れがあるため、歯磨きに支障が出ている場合は特に注意が必要です。

本当に10万円台で八重歯の部分矯正ができますか?

マウスピース矯正であれば、八重歯を10万円台から矯正できる可能性があります。(※ブランドによります)

しかし、ごく軽度な八重歯の症例に限られるため、10万円で済むケースは非常に稀です。

また、マウスピース1枚2〜3万円からできる部分矯正もありますが、あくまでもお試しプランであって、10万円台で理想の歯並びにはならないケースが多いので注意が必要です。

八重歯を部分矯正する際にどんなクリニックを探せばいいですか?

歯科矯正で長期的に付き合うことになるクリニックを探すときには、後悔しないためにも次のポイントを大切にしましょう。

クリニックを選ぶ際のポイント
  • 日本矯正歯科学会の認定医が在籍していること

  • 親身に対応してくれること

  • 具体的に費用・料金プランを説明してくれること

  • フォロー体制が整っていること

  • 自分に合った支払いプランがあること

  • 通いやすいこと

八重歯を治してきれいな歯並びにするには、クリニックやドクターと良きパートナーとなって一緒に進めていくものです。

八重歯の部分矯正で満足いく結果を得るためにも、相性も大切に信頼できるクリニックを選びましょう。

※東京でお探しの方は以下記事をご参考にしてください。

部分矯正でもデンタルローンは利用できる?

はい、多くのクリニックで、部分矯正でもデンタルローンを利用することが可能です。

デンタルローンとは、矯正治療やインプラントなどの高額な歯科治療に使える、医療専門のローンです。一般的なカードローンなどに比べて金利が低めに設定されていることが多く、分割払いを利用することで、まとまった費用が手元になくても、月々の負担を抑えながら治療を始めることができます。

審査内容や申し込み方法は、「歯科矯正はローンは月々いくら?デメリットや審査のポイント」で詳しく解説しています。

部分矯正で八重歯を治せるか診断を受けてみよう

八重歯は部分矯正で治せる?かかる費用や期間についても解説

八重歯を部分矯正で治療できるかどうかは、歯科クリニックでドクターの診断が必要ですので、まずはカウンセリングを受けてみましょう。

マウスピース矯正 Oh my teeth 導入クリニックでは、部分矯正の適合診断や各種検査も無料で行っています。

もしマウスピース矯正に不適合だった場合には、提携クリニックをご紹介することも可能です。ぜひお気軽に無料診断にお越しください。

→ 相談だけでもOK!無料の矯正診断を予約する

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