オフィスホワイトニングの注意事項は?施術前・施術後に注意することを解説

オフィスホワイトニングは、歯科医院で高濃度の薬剤を使って短期間で白さを実感できる人気の方法ですが、「オフィスホワイトニングを受ける前に注意することは?」「施術が終わった後の食事制限は?」と不安に思う方も少なくないでしょう。
実際には、歯の状態や体質によって効果の出方や持続期間に差があり、さらには知覚過敏や色戻りといったリスクも存在します。
この記事では、オフィスホワイトニングの施術前・施術後に押さえておくべき注意点をわかりやすく解説。
安全に、そして長く白さを楽しみたい方に役立つ情報をまとめたので、ぜひ参考にしてください。

Oh my teeth
マウスピース矯正「Oh my teeth」ホームホワイトニング「Oh my teeth Whitening」を提供するOh my teethのコンテンツチームです。Oh my teeth導入クリニックのドクターと連携し、歯科矯正やホワイトニング、自社ブランドに関する確かな情報を発信しています。
目次
- オフィスホワイトニングとは?
- オフィスホワイトニングをする前に知っておくべき注意事項
- ①歯の状態や体質によってオフ ィスホワイトニングができない場合がある
- ②オフィスホワイトニングの効果は歯の状態によって個人差がある
- ③施術中や直後は知覚過敏の症状が起こりやすい
- ④オフィスホワイトニング効果は最長でも1~2年程度しか続かない
- ⑤ホワイトニングは保険が適用されない
- ⑥詰め物や被せ物などの人工歯は白くできない
- ⑦オフィスホワイトニングで白い線模様や斑点が出ることがある
- ⑧薬を服用中の人は照射のライトによるリスクがある
- オフィスホワイトニングをした後は食事にも注意が必要
- オフィスホワイトニングの効果を長くキープする方法
- オフィスホワイトニングは施術前後の注意事項を守ることが大切

漂白成分配合の薬剤を使って行うホワイトニング(ブリーチ)には、以下の3種類があります。
オフィスホワイトニング:歯科クリニックで行うホワイトニング
ホームホワイトニング:自宅で行うホワイトニング
デュアルホワイトニング:上記の2つを組み合わせたホワイトニング
オフィスホワイトニングとは、歯科医師または歯科衛生士が施術を行うホワイトニングです。歯面に薬剤を塗布し、その上から特殊なライトを当てて歯を白くします。
ホームホワイトニングよりも濃度が高い薬剤を使用するため、即効性があり、1回の施術で効果を実感しやすいのが特徴です。
また、プロが施術を行うため、歯茎 の保護や色ムラに配慮したホワイトニングができます。

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オフィスホワイトニングを検討している方は、施術を受ける前にオフィスホワイトニングの注意事項を必ず確認しておきましょう。
何も知らずに施術を受けると、納得のいかない仕上がりになったり、歯や口腔周辺のトラブルを引き起こしたりする場合があります。
ここでは、オフィスホワイトニングをする前に知っておくべき8つの注意事項を紹介します。
歯の状態や体質によってオフィスホワイトニングができない場合がある
オフィスホワイトニング効果は歯の状態によって個人差がある
施術中や直後は知覚過敏の症状が起こりやすい
オフィスホワイトニング効果は最長でも1~2年程度しか続かない
ホワイトニングは保険が適用されない
詰め物や被せ物などの人工歯は白くできない
オフィスホワイトニングで白い線模様や斑点が出ることがある
薬を服用中の人は照射のライトによるリスクがある
①歯の状態や体質によってオフィスホワイトニングができない場合がある
オフィスホワイトニングは誰しもが受けられる施術ではありません。歯の状態や体質によっては施術不可、あるいは治療が優先されることがあります。
無カタラーゼ症
妊娠中・授乳中
虫歯・歯周病がある
歯にヒビがある
知覚過敏の症状がある
光線過敏症(光線アレルギー)がある
気管支喘息などの呼吸器疾患がある
歯が生え変わっていない
口唇ヘルペスがある
このほか、歯科矯正中や口内炎があるなど、施術を受けても問題ないか要相談となるケースもあります。
オフィスホワイトニングは急いで歯を白くしたい人におすすめの施術ですが、歯の状態や体質によっては、すぐに歯を白くできない場合もあることを理解しておきましょう。

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②オフィスホワイトニングの効果は歯の状態によって個人差がある
オフィスホワ イトニングは高濃度の薬剤を使用するため、1回の施術でも効果を実感しやすいです。ただし、ホワイトニング効果は個人差があります。
歯が黄ばみやすい人や象牙質の黄色みが強い人は、1回の施術だけでは理想的な白さになりにくく、複数回の施術が必要になることも。
また、抗生物質や金属によって変色している歯や、神経がない歯は白くなりにくいため、オフィスホワイトニングを行っても満足できる仕上がりにならないことが多いです。
ホームホワイトニングに比べて高い効果が期待できるオフィスホワイトニングですが、「1回で真っ白になれる」など、過度な期待はしないようにしましょう。
なお、オフィスホワイトニングの効果を具体的に知りたい場合は、施術を検討している歯科クリニックのWebサイトで施術例を確認するのがおすすめです。
個人差はありますが、理想の白さになるまでどのくらいの施術が必要かイメージしやすくなるでしょう。

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③施術中や直後は知覚過敏の症状が起こりやすい
ホワイトニングを行うと、一時的に歯がしみたり、痛くなったりすることがあります。これは薬剤に含まれる漂白成分が、ペリクルという歯の表面を保護する膜を剥がすためです。
ペリクルは時間の経過とともに回復しますが、その間は歯が外部からの刺激に敏感な状態となるため、知覚過敏の症状が起こりやすくなります。
高濃度の薬剤を使うオフィスホワイトニングは、ホームホワイトニングに比べて回復まで時間がかかることが多いです。回復時間は薬剤の濃度や歯の状態によって個人差がありますが、目安としては12〜48時間程度かかります。
施術後1〜2日程度は、知覚過敏の症状が起こりやすいと認識しておきましょう。なお、数日経っても症状がおさまらない場合は、虫歯や歯周病などが疑われます。その場合は我慢せず、早めに歯科クリニックを受診してください。