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最終更新日:2025年6月27日

デンタルフロスが臭い原因は?同じ場所が臭うときの対処法も解説

デンタルフロスが臭い!同じところが臭いときの原因と対処法は?

歯間を通したデンタルフロスが臭くなるのは珍しいことではありません。

しかし、毎回同じところがにおう場合は、虫歯や歯周病などの口内トラブルが起こっている可能性があるため注意が必要です。

本記事では、デンタルフロスが臭い原因や、同じところで毎回におう場合の対処法を解説します。

「ケアしているのにデンタルフロスがいつも臭い」
「もしかしたら口臭があるのでは…」

このような悩みを抱えている方はぜひ最後までご覧ください。

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歯科矯正ブログ編集チーム

木村真由美

Oh my teethでのマウスピース矯正を経て、2021年6月に株式会社Oh my teethにジョイン。マウスピース矯正経験者としてOh my teethのオウンドメディア「歯科矯正ブログ」にて記事を更新中。ミッションは「歯並びに悩むすべての方に歯科矯正の確かな情報をお届けすること」。

デンタルフロスが臭う人は口臭がある可能性が高い

デンタルフロスが臭い人は口臭がある?

「デンタルフロスをするといつも同じところが臭い」という方は口臭がある可能性が高いでしょう。なぜなら、デンタルフロスが臭くなる原因は口内の細菌だからです。

細菌が繁殖して口の中全体に広がると、デンタルフロスがにおう部分だけでなく、口内全体に同じにおい が充満することもあります。

においが強い場合は、自分では気づかないうちに、周囲の人に口臭として感じ取られているかもしれません。

一時的にデンタルフロスが臭いのは磨き残しが原因

一時的にデ�ンタルフロスが臭い場合は磨き残しが原因

デンタルフロスが臭くなる原因で多いのが「磨き残し」です。

歯磨きで落とし切れなかった食べかすが長時間その場に留まると、腐敗が進んで細菌が繁殖し、臭いにおいを放つようになります。

ただ、磨き残しによるデンタルフロスのにおいは一時的なもの。原因である食べかすや細菌を取り除けば、においを改善できます。

デンタルフロスで同じ場所が臭いのはなぜ?考えられる3つの原因

同じところでデンタルフロスから臭いにおいがする原因

いつも同じところでデンタルフロスから臭いにおいが漂ってくる場合は、以下の原因が考えられます。

  • 歯周病

  • 虫歯

  • 詰め物・被せ物の劣化

それぞれについて詳しく解説します。

①歯周病

歯周病の原因菌は、代謝の過程でガスを放つ特性があります。このガスは揮発性硫黄化合物(VSC)であるため、下記のような特有のにおいが特徴的です。

  • 腐った玉ねぎのようなにおい

  • 生ごみのようなにおい

  • 腐った卵のようなにおい

毎回デンタルフロスからこのような強いにおいがする場合は、歯周病の可能性が疑われます。

同時に、デンタル フロスのあとに血や膿が出たり、歯茎に痛みや腫れが生じているようであれば、歯周病の可能性はさらに高くなるでしょう

②虫歯

虫歯が進行して歯と歯の間に穴が開くと、そこに細菌が溜まり、デンタルフロスを通した際に臭くなる場合があります。

虫歯の可能性がある方は、歯に通したあとのフロスの状態も確認しましょう。

「すぐに糸が毛羽立つ」「フロスがボロボロになる」「臭いがする」などの場所が虫歯になっている可能性が高いです。

また、詰め物をしていないのに、いつも同じところでデンタルフロスが引っかかる場合も虫歯が疑われます。

詰め物・被せ物の劣化

長期にわたって詰め物や被せ物を使用していると、表面がすり減ったり、接着に使われたセメントが溶けたりして、歯との間に段差やすき間ができてしまうことがあります。

そこへ細菌が入り込んで繁殖すると、フロスを通した際ににおいを感じやすくなる原因に。

とくに銀歯は傷がつきやすい素材で、細菌がたまりやすい傾向があります。 その結果、フロスを通したときに臭いが生じることもあるでしょう。

一方、セラミックの被せ物は銀歯に比べて傷がつきにくいものの、経年劣化には注意が必要です。

劣化が進行し、歯茎との間にすき間ができると、やはりフロスを通したときににおいを感じやすくなります。

デンタルフロスからドブ臭いときの対処法

デンタルフロスからドブ臭いにおいがするときの対処法

デンタルフロスからドブのようなにおいがする場合は、以下の3ステップで対処してみましょう。

  • まずはフロスの習慣化を徹底する

  • 改善しなければ歯科クリニックを受診する

  • 歯並びが原因なら矯正も選択肢に

① まずはフロスの習慣化を徹底する

磨き残しによってデンタルフロスが臭くなる場合は、継続的にフロスを使用することでにおいが改善される可能性があります。

まずは最低1日1回のケアを習慣にし、2〜3週間ほど様子を見てみてください。

② 改善しなければ歯科クリニックを受診する

2〜3週間経ってもデンタルフロスから臭いにおいがする場合は、虫歯や歯周病が進行していたり、詰め物・被せ物が劣化したりしているかもしれません。

放置していると、デンタルフロスや口臭がさらにきつくなることがあるため、においが改善されない場合は速やかに歯科クリニックを受診しましょう。

③ 歯並びが原因なら矯正も選択肢に

歯並びが悪いとどうしても磨き残しが出やすく、同じ箇所のにおいが繰り返し発生することも。

そうした場合は、歯科矯正によって根本的な解決を目指すのも一つの方法です。

マウスピース矯正 Oh my teethでは、歯科矯正に必要な各種検査・診断を無料で実施しています。

毎日の磨き残しが気になる方は、ぜひ現状の歯並びを確認するためにも無料診断へお越しください。

今すぐ予約

デンタルフロスで同じ場所が臭いときは歯科クリニックへ相談を

デンタルフロスが臭くなる場合は、歯に何かしらのトラブルが起こっている可能性が考えられます。

磨き残しによる一時的なにおいは継続的なデンタルケアで改善が見込めますが、虫歯や歯周病などが原因の場合は歯科クリニックでの治療が必要です。

放置しているとデンタルフロスがさらに臭くなったり、口臭が発生したりすることも珍しくありません。

2~3週間デンタルフロスを使い続けてもにおいが改善されなければ、一度歯科クリニックを受診しましょう。

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