Oh my teethは妊娠中でも矯正できるの?注意点や疑問にもお答えします
「Oh my teethは妊娠中でも矯正できるの?」
「Oh my teethで矯正中だけど、途中で妊娠が発覚しても治療は続けられる?」
このように、妊娠中の歯科矯正に疑問や不安を感じていませんか? 結論からお伝えすると、妊娠中でもOh my teethで歯並びを整えていただけます。
ただし、妊娠中のマウスピース矯正には注意しなければならないことがあるのも事実。
そこで本記事では、 Oh my teethで妊娠中に矯正をされる方に知っておいていただきたい情報をお届けします。
妊娠中の矯正治療に関する疑問や不安にもお答えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
木村真由美
Oh my teethでのマウスピース矯正を経て、2021年6月に株式会社Oh my teethにジョイン。マウスピース矯正経験者としてOh my teethのオウンドメディア「歯科矯正ブログ」にて記事を更新中。ミッションは「歯並びに悩むすべての方に歯科矯正の確かな情報をお届けすること」。
目次
- Oh my teethのマウスピース矯正は妊娠中も継続可能
- 妊娠中に矯正をすることになったら知っておきたい注意点
- レントゲン撮影
- 痛み止めの服用
- 矯正治療の中断
- 口腔トラブルの発生
- 仰臥位(ぎょうがい)低血圧症候群の危険性
- 妊娠中の矯正でも負担軽減につながるOh my teethの特徴5つ
- ①妊娠中も産後も通院せずに自宅にいながら矯正ができる
- ②抜歯をしない症例に限定している
- ③治療期間が延びても矯正費用が一律
- ④妊娠中のマウスピース矯正を専属医療チームがサポート
- ⑤クリニックが駅チカだから妊婦さんでも楽に移動できる
- 妊娠中の矯正に関する質問にOh my teethが回答します!FAQ
- Q:Oh my teethの歯型スキャンは、お腹の赤ちゃんに影響ありませんか?
- Q:妊娠中でも矯正とホワイトニングを同時にできますか?
- Q:吐き気があってマウスピースを装着できそうにないときは、どうすればいいですか?
- Q:妊娠性歯肉炎で歯茎が腫れて痛いときも、マウスピースをつけた方がいいですか?
- Q:チューイーの匂いが気持ち悪くて噛めません。どうしたらいいですか?
- Q:つわり中で常にシュワシュワしたものを飲まないと気分が悪くなります。ダイエットコーラなどなら糖分が入っていないので、マウスピースをしたまま飲んでも大丈夫ですか?
- Q:分娩時はマウスピースを外してもいいですか?
- Q:お腹が大きくなって横になるのが苦しいです。アタッチメントを外す処置は、出産後に落ち着いてからでも大丈夫ですか?
- Q:妊娠中の矯正はいつはじめるのが一番いいですか?
- 妊娠中の歯科矯正はお腹の赤ちゃんと体調を最優先で!
マウスピース矯正をはじめ歯科矯正自体は、妊娠の経過に弊害はないとされています。そのため、矯正の途中で妊娠が発覚した場合は、そのまま治療を継続していただいて問題ありません。
ただ、妊娠中は体調がとてもデリケートな状態です。予期せぬトラブルを防ぐためにも、マウスピース矯正中であることを産婦人科の主治医に伝えましょう。
また、妊娠中に矯正治療を開始される場合も、念の為に産婦人科の主治医とよく相談してからにしましょう。
なお、 Oh my teethのユーザーさんでも矯正途中で妊娠がわかり、マウスピースの装着時間を調整するなどして治療を完了された方がいらっしゃいます。
適切なアドバイスやサポートを提供させていただくために、Oh my teethにもご自身の状況を遠慮なくお知らせください。
妊娠期間中は赤ちゃんの誕生を待ちわびる幸せいっぱいの時間である反面、つわりなどで体調も心も浮き沈みしがち。
ここでは、妊娠中の矯正では知っておくべき次の注意点について解説しますので、一緒に確認していきましょう。
レントゲン撮影
痛み止めの服用
矯正治療の中断
口腔トラブルの発生
仰臥位(ぎょうがい)低血圧症候群の危険性
レントゲン撮影
歯科矯正で正確な治療計画を立てるためには、レントゲン撮影は欠かせません。 Oh my teethでも矯正前の精密検査では、レントゲン撮影を行います。
「妊娠中にレントゲンを撮っても大丈夫なの?」と思われるかもしれませんが、歯科治療用のレントゲンは放射線被ばく量が少なく、お腹の赤ちゃんへの影響はないといわれます。
また、被ばくを防ぐ防護エプロンを着用してレントゲン撮影をするため、放射線の遮断が可能です。
とはいえ、不安を感じながらのレントゲン撮影は、心理的な負担がかかります。お腹の赤ちゃんへの影響が心配なときは、治療の延期も視野に入れましょう。
レントゲン撮影を含むOh my teethの無料診断は、なるべく心身ともに落ち着く安定期(妊娠14〜27週)に入ってからお越しください。
参考: 妊娠中に歯科治療のX線撮影について | 一般社団法人和歌山県歯科医師会
痛み止めの服用
妊娠中の薬の服用は赤ちゃんへの影響が懸念される ことから、痛み止めの服用には注意が必要です。
マウスピース矯正は痛みが比較的穏やかであるものの、治療開始直後は痛みを感じやすく、痛み止めを服用する方もいらっしゃいます。
どうしても痛み止めの服用が必要なときは、自己判断で薬を購入したり服用したりせずに、必ず産婦人科医やOh my teethの24時間LINEサポートにご相談くださいね。
薬の服用による赤ちゃんへの影響を妊娠週数ごとにわけて、下記にまとめましたので参考にしてください。
妊娠週数 | 薬の影響 |
---|---|
妊娠4週未満 | この時期は、赤ちゃんの器官形成は行われないため、薬を服用しても影響はほとんどありません。妊娠自体に気づいていないことも多く、仮に薬を服用していたとしても妊娠4週未満であれば影響ないといわれます。 |
妊娠4〜7週 | 赤ちゃんの脳や神経、心臓などの重要な器官が形成される時期で、薬の服用による影響がもっとも出やすくなるため注意が必要です。妊娠している可能性がある場合には、痛み止めなど薬の服用には注意しましょう。 |
妊娠8〜15週 | 赤ちゃんに奇形を起こすリスクは低下しますが、末端器官の形成が行われています。そのため、引き続き注意が必要です。 |
妊娠16週〜分娩 | 赤ちゃんの器官形成が終わるため、薬がおよぼす影響はほとんどなくなります。ただし、薬の成分は胎盤を通して赤ちゃんへ移行するため、過剰な薬の服用は成長を妨げる恐れがあるため注意しましょう。 |
矯正治療の中断
妊娠中は体調が安定しないため、やむを得ず矯正治療を中断することがあります。
たとえば、つわりの期間中は気分の悪さから1日20時間以上のマウスピース装着が困難になるケースが多いです。
妊娠中の歯科矯正は、まずはお腹の赤ちゃんと母体の体調が最優先。
「マウスピースをすると嘔吐してしまう」など治療継続が困難なときは、つわりの症状が落ち着くまで矯正治療は様子を見ながら進めていきましょう。
マウスピースの装着が辛くむずかしくなったときは、適宜Oh my teethの医療チームがLINEでアドバイスをさせていただきますのでご相談ください。
もし、治療を一旦お休みすることになっても、体調が安定すればいつでも矯正は再スタートが可能です。治療が中断しても焦らずに、まずはご自身の体調が安定するまでリラックスしましょう。
口腔トラブルの発生
妊娠中は女性ホルモンの影響から口腔環境が悪化しやすくなり、特に歯科矯正中は虫歯や歯周病になるリスクが高まるため注意が必要です。
妊娠で増加した女性ホルモンが口腔内に与える影響は、次の通りです。
つわりが起こる......嘔吐反応が出て歯磨きができず虫歯になりやすく、嘔吐で胃酸が逆流し口内が酸性になることでも虫歯ができやすい
唾液の状態が変化する......唾液がネバネバになり自浄作用が低下する
歯周病菌が増殖する......歯周病菌が活発になり妊娠性歯肉炎を起こしやすくなる
特に注意が必要なのが、妊娠性歯肉炎が悪化することによる歯周病の進行です。一見すると、歯周病と妊娠には関連性がないように思われるかもしれませんが、歯周病は妊娠・出産に悪影響をおよぼすといわれます。
NPO法人日本臨床歯周病学会からも、歯周病に罹患した妊婦の早産や低体重児のリスクは、普通の人よりも7倍も高まると発表されています。
そのため、妊娠中の矯正治療は普段以上にデンタルケアに気をつけましょう。歯磨きに加えデンタルフロスやマウスウォッシュの併用などをして、口腔トラブルを起こさないようにすることが大切です。
歯周病でも矯正できるの?同時にできない場合やリスクを解説
仰臥位(ぎょうがい)低血圧症候群の危険性
仰臥位低血圧症候群とは、妊娠後期の妊婦さんが仰向けになることで子宮が下大動脈を圧迫し、血圧低下を引き起こす症状です。
低血圧の状態が長時間続くと、お腹の赤ちゃんも低酸素状態になります。仰臥位低血圧症候群になると、母体には次のような症状が現れます。
めまい
顔面蒼白
悪心
吐き気・嘔吐
冷や汗呼吸のしにくさ など
通常こうした症状が出た際には、体の左側を下にした横向きの姿勢にして下大静脈の圧迫を取り除くことですぐに回復します(症状が回復しないときは、早めに産婦人科医に連絡しましょう)。
なお、Oh my teethのマウスピース矯正では、アタッチメントの設置・除去や研磨処置の際に30分〜1時間ほど45度くらいのリクライニングの状態で処置を受けていただきます。
妊娠後期で仰臥位低血圧症候群が心配な方は、処置の予約時にご相談ください。
Oh my teethのマウスピース矯正では、さまざまな事情を抱えた方が 負担なく矯正を進められるような環境整備に取り組んでいます。
妊娠中も産後も通院せずに自宅にいながら矯正ができる
抜歯をしない症例に限定している
治療期間が延びても矯正費用が一律
妊娠中のマウスピース矯正を専属医療チームがサポート
クリニックが駅チカだから妊婦さんでも楽に移動できる
①妊娠中も産後も通院せずに自宅にいながら矯正ができる
Oh my teethのマウスピース矯正は原則1回の通院のみで、矯正治療開始後は定期的に通院する必要がありません※。
妊娠中や出産後の通院は想像以上に大変になるため、定期通院不要で矯正治療を受けられるのは大きな負担の軽減になるでしょう。
Oh my teethでは、下記のようなテクノロジー技術を活用することで、妊娠中も自宅にいながら矯正治療を進められるような体制を構築しています。
LINEによるマウスピース装着状況の管理・レビュー
LINEによるマウスピース交換タイミングの診断・進捗状況の確認
専属医療チームの24時間LINEサポートによる相談受付
必要に応じて通話やビデオ通話によるオンライン診察 など
※アタッチメントの設置・除去や研磨処置が必要な症例では、導入クリニックへの来院をお願いしております。
Oh my teethは怪しい?通わないマウスピース矯正のメリット・デメリットを徹底解説
②抜歯をしない症例に限定している
Oh my teethのマウスピース矯正は、軽度から中程度の歯並びに特化した「非抜歯のマウスピース矯正」です。
矯正治療のためとはいえ、抜歯することに抵抗や恐怖心を感じる方は少なくありません。ましてや、妊娠中の抜歯は心身ともに大きなストレスになることでしょう。
また、抜歯処置を行うと抗生物質や痛み止めの服用が必要になるケースが多いですが、非抜歯であれば抗生物質などの服用の心配もありません。
③治療期間が延びても矯正費用が一律
妊娠中はつわりでマウスピースの装着時間を確保できず、治療期間が延びてしまうことも考えられます。
ただ、 Oh my teethではトータルフィー制を採用しているため、治療期間が延長になった場合でも追加費用がかかりません※。
体調に合わせてマウスピースの装着時間を調整しながら治療を進められるため、経済的にも心理的にも負担軽減につながるのではないでしょうか。
※トータルフィー制とは、治療にかかる費用を最初に提示する制度のこと。治療を長期中断して再スキャン・マウスピースの再作製が必要になった際には、追加費用がかかる場合があります。
マウスピース矯正 Oh my teethの費用や支払い方法:追加費用が発生するケースとは?
④妊娠中のマウスピース矯正を専属医療チームがサポート
Oh my teethは通院不要のマウスピース矯正ですが、歯科医師を含む専属医療チームが妊娠中の矯正をサポートいたします。
一般的な歯科クリニックだと月に1回程度の通院であることが多く、相談したくてもすぐにアドバイスをもらえないこともあるでしょう。
その点、 Oh my teethでは、365日/24時間いつでもLINEで相談を受け付けています。「マウスピース装着が厳しくなってきた」などの急な事態でも、アドバイスを受けやすい環境が整っています。
専属医療チームには出産経験者もおり、不安を抱える妊娠中のユーザーさんに寄り添ったアドバイスも提供できますので、遠慮なくご相談くださいね。
Oh my teethの専属医療チームって何?どんなやりとりが行われているの?
⑤クリニックが駅チカだから妊婦さんでも楽に移動できる
Oh my teethの導入クリニックは、すべて主要ターミナル駅からすぐの好立地ですので、妊婦さんでも負担少なく来院いただけます。
現在、Oh my teethの導入クリニックは下記の通りです。
東京表参道矯正歯科(表参道駅徒歩3分)
東京銀座有楽町矯正歯科(有楽町駅直結)
東京新宿矯正歯科(新宿駅直結)
東京池袋矯正歯科(池袋駅直結)
大阪心斎橋矯正歯科(四ツ橋駅徒歩5分)
矯正前の精密検査や前処置(アタッチメント設置・研磨処置)が必要になった場合でも、駅から徒歩数分で来院していただけます。
なお、Oh my teethではカウンセリングや矯正前に必要な検査を無料で実施しております。「妊娠中だけど歯科矯正できるかな?」とお悩みの方は、お近くのクリニックでの無料診断をお気軽にご予約ください。
最後に、妊娠中の矯正に関してよくある質問にOh my teethがお答えしていきます。
妊娠中の矯正治療についての疑問を、クリアにしていきましょう。
Q:Oh my teethの歯型スキャンは、お腹の赤ちゃんに影響ありませんか?
Oh my teethの歯型スキャンは、放射線や磁気を発することなく歯型データを取り込めます。
お腹の赤ちゃんや母体にも影響ありません ので、ご安心ください。
Q:妊娠中でも矯正とホワイトニングを同時にできますか?
妊娠中や授乳中のホワイトニングは安全性が保証されていないため、妊娠中はホワイトニングの施術はお受けいただけません。
出産後(※授乳されない方)もしくは授乳期が過ぎましたら、いつでもOKです。
矯正用マウスピースをお持ちであれば、通院不要でホワイトニングをはじめられます。
公式HP: Oh my teeth Whitening | 白い歯を、オンラインで。
Q:吐き気があってマウスピースを装着できそうにないときは、どうすればいいですか?
吐き気などでマウスピースの装着が辛いときは、無理をしないようにしましょう。
「どうしてもマウスピースの装着ができない」というときは、遠慮なく24時間LINEサポートにご相談ください。
Q:妊娠性歯肉炎で歯茎が腫れて痛いときも、マウスピースをつけた方がいいですか?
歯茎の異常が見られる場合には、早めにLINEでご相談ください。
必要に応じて、ビデオ通話で歯科医師のオンライン診察を受けていただくこと も可能です。
Q:チューイーの匂いが気持ち悪くて噛めません。どうしたらいいですか?
チューイーの匂いで吐き気が出てしまうときは、チューイーの代替品として厚みのあるタオル・丸めたティッシュなどを噛む方法があります。
ただし、これらはあくまでも一時的な代替品です。吐き気でチューイーが噛めないときもLINEでご相談ください。
Q:つわり中で常にシュワシュワしたものを飲まないと気分が悪くなります。ダイエットコーラなどなら糖分が入っていないので、マウスピースをしたまま飲んでも大丈夫ですか?
カ ロリーゼロの炭酸飲料は人工甘味料が使用されているため、虫歯になりにくいといわれます。
ただ、コーラなど色のついた飲食物は、マウスピースの着色につながるためご注意ください。
Q:分娩時はマウスピースを外してもいいですか?
分娩時はマウスピースを外しましょう。
なぜなら、分娩時には歯を強く噛みしめていきむことで、マウスピースが破損してしまう可能性があるためです。
陣痛がはじまったらタイミングを見計らって、マウスピースを外しましょう。
Q:お腹が大きくなって横になるのが苦しいです。アタッチメントを外す処置は、出産後に落ち着いてからでも大丈夫ですか?
アタッチメントの除去は、出産後でも問題ありません。
妊娠後期は仰臥位低血圧症候群の心配もあることから、無理は禁物です。出産後に落ち着いたタイミングで、LINEからアタッチメント除去の予約を入れてくださいね。
アタッチメントを外すまでは、最終Stepのマウスピースをリテーナーとして使い、後戻りしないように注意しましょう。
Q:妊娠中の矯正はいつはじめるのが一番いいですか?
妊娠中に矯正治療をはじめるのであれば、体調が安定しやすい妊娠中期(妊娠8〜15週)がいいでしょう。
ただし、妊娠中に歯科矯正をはじめる際には、まずは産婦人科医の主治医に相談することが大切です。
妊娠中に歯科矯正をする場合はまず、お腹の赤ちゃんと母体の体調を最優先で進めていきましょう。
妊娠中の矯正治療ではなによりも、体調がすぐれないときは無理をしないことが鉄則です。
また、Oh my teethでは24時間LINEサポートで相談を受け付けています。妊娠に関する不安やその他質問も遠慮なくご連絡くださいね。
妊娠中のマウスピース矯正は大変なことも多くなりますが、Oh my teethは治療のゴールまで伴走しながらサポートしますので、完走を目指して一緒に頑張りましょう。