マウスピース矯正で八重歯は治る?“失敗しない”クリニック選びの5つのポイント

「マウスピース矯正で本当に八重歯は治る?」
「八重歯が気になって、思いっきり笑えない」
笑ったときや横顔で目立ちやすい八重歯は、見た目のコンプレックスになりやすく、できれば目立たない方法で治したいと考えている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、マウスピース矯正で八重歯を治せるのかを解説したうえで、費用・期間・治療の流れを解説。マウスピース矯正で八重歯を治すメリット・デメリットも紹介します。
「自分の八重歯も治せるか不安…」という方は、まずこの記事を読んで、最適な矯正方法を見極めるための第一歩にしてくださいね。
目次
- 【結論】マウスピース矯正で八重歯は矯正できる
- マウスピース矯正で八重歯を治療する方法
- STEP1:歯を動かすためのスペースを確保する(IPR・抜歯など)
- STEP2:マウスピースを交換しながら、少しずつ歯を動かす
- 八重歯をマウスピース矯正するメリット・デメリット
- メリット:痛みが少なく、目立たない。通院回数を抑えられることも
- デメリット:対応できない症例があり、自己管理が必須
- マウスピース矯正で八重歯を治療する費用や期間の目安
- 費用目安:30万〜100万円
- 期間目安:3ヶ月〜2年程度
- 【失敗しないクリニック選び】八重歯のマウスピース矯正、5つの比較ポイント
- ポイント① 料金体系は明確か?(追加費用の有無)
- ポイント② 治療範囲は明確か?(部分矯正か、全体矯正か)
- ポイント③ 通院の負担は少ないか?(通院頻度・場所)
- ポイント④ 矯正プランは信頼できるか?(歯科医師の実績や相性)
- ポイント⑤ 実績は豊富か?(八重歯の症例数)
- 【症例紹介】マウスピース矯正による八重歯のビフォーアフター
- あなたの八重歯に適したマウスピース矯正のプランは?まずは無料診断から

結論から言うと、マウスピース矯正で八重歯を治すことは可能です。
ただし、すべての八重歯に当てはまるわけではありません。マウスピース矯正は、歯を少しずつ動かしていく治療法のため、一般的には軽度から中等度の八重歯が主な対象となります。
歯の重なりが極端に大きい、抜歯をしなければ歯が並ぶスペースがない、あるいは骨格的な問題があるといった場合には、マウスピース矯正単独での治療は難しくなります。

まずは、マウスピース矯正でどのように八重歯を治療していくのか、その基本的なプロセスを見ていきましょう。
八重歯の多くは、歯が並ぶための「スペース不足」が原因で起こります。
そのため、マウスピース矯正では主に以下の2つのステップで治療を進めていきます。
STEP1:歯を動かすためのスペースを確保する(IPR・抜歯など)
前に飛び出してしまった八重歯(犬歯)を正しい位置に収めるためのスペースを作ります。主な方法は以下の通りです。
IPR(歯の研磨): 歯の側面のエナメル質を、健康に影響のない範囲でわずかに削り、スペースを生み出します。軽度の八重歯の場合に用いられることが多い方法です。
抜歯: 歯のでこぼこが大きく、IPRだけではスペースが足りない重度のケースでは、八重歯の隣の歯(小臼歯)などを抜歯して、歯を動かすための十分なスペースを確保することがあります。
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・研磨処置(IPR・ディスキング)とは?リスクや必要な症例を紹介
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STEP2:マウスピースを交換しながら、少しずつ歯を動かす
スペースが確保できたら、治療計画に沿って作製されたマウスピースを装着し、本格的に歯を動かしていきます。
1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換していくことで、八重歯を少しずつ正しい位置へと誘導します。
この際、歯列全体を横に広げたり(側方拡大)、奥歯をさらに後ろへ移動させたり(後方移動)といった動きを組み合わせて、八重歯が収まるスペースを最終調整しながら歯並びを整えていきます。

八重歯の治療においても、マウスピース矯正ならではのメリットは多くありますが、一方で注意すべきデメリットも存在します。
ここでは、八重歯にマウスピース矯正を選ぶ際に知っておきたい、メリット・デメリットをまとめました。マウスピース矯正をしようか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
メリット:痛みが少なく、目立たない。通院回数を抑えられることも
マウスピース矯正には、見た目やライフスタイル、衛生面などにおいて多くのメリットがあります。
装置が透明で目立ちにくい
食事や歯磨きの際は自分で取り外し可能
比較的痛みや違和感が少ない
金属アレルギーの心配がない
通院回数が少ない
マウスピース矯正の大きな魅力は、矯正中であることがわかりにくい点です。透明な装置のため、接客業や人前に立つ仕事の方からも高い支持を得ています。
また、自分で取り外しができるため、食事中の違和感がなく、普段通りに歯磨きやケアが可能です。これにより、虫歯や歯周病のリスクも抑えられるといわれています。
さらに、通院頻度も月1回の通院が必要なワイヤー矯正と比べて、2〜3ヶ月に1回程度と少ないです。仕事や育児で忙しい方でも無理なく続けやすい矯正方法といえるでしょう。
デメリット:対応できない症例があり、自己管理が必須
人気の高いマウスピース矯正ですが、以下のようなデメリットもあります。
難しい症例は対応できないことがある
1日20時間以上の装着が必要
装着したまま飲食できない
マウスピースのケアが必要
マウスピース矯正は対応できる症例に限りがあり、歯の重なりが大きい八重歯などは、治療が難しいケースもあります。
また、装着時間が不十分だと、予定通りに歯が動かず、治療期間が延びてしまいます。特に八重歯部分はマウスピースが浮くことも多く、フィット感を保つためにも装着時間の厳守やケアの徹底が不可欠です。
さらに、マウスピースをつけたまま飲めるのは水のみで、お茶やコーヒー、甘い飲み物は着色や虫歯リスクにつながるため注意が必要です。お手入れも毎日行い、清潔な状態を保つことで、矯正効果を最大限に引き出せます。

マウスピース矯正中でOKな飲み物は?NGな飲み物と理由を解説
マウスピース矯正のメリット・デメリットを理解したところで、次に気になるのは「いったいいくらかかるの?」「どのくらい時間がかかるの?」という点でしょう。
ここでは、八重歯をマウスピース矯正で治療する場合の費用と期間の目安を解説します。
費用目安:30万〜100万円

八重歯のマウスピース矯正にかかる費用は、一般的に30万〜100万円程度が目安となります。
八重歯の矯正費用は、主に「①治療する範囲(部分矯正か全体矯正か)」と「②どの矯正方法を選ぶか」によって決まります。
矯正方法 | 部分矯正 | 全体矯正 |
---|---|---|
10万〜40万円 | 60万〜100万円 | |
30万〜60万円 | 60万〜130万円 | |
40万〜70万円 | 100万〜170万円 | |
35万〜65万円 | 80万〜150万円 |
なぜこれほど費用に幅があるかというと、動かす歯の本数や治療の難易度によって、必要なマウスピースの枚数や治療計画の複雑さが変わってくるためです。
部分矯正は、動かす範囲が前歯周りに限られており、比較的軽度な八重歯に適用されます。費用を抑えたいという方は、部分矯正を検討してみましょう。
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期間目安:3ヶ月〜2年程度

治療期間も、費用と同様に「治療範囲」によって大きく変わります。一般的に、どの矯正方法を選んでも、部分矯正は全体矯正より短期間で完了します。
部分矯正:約3ヶ月~1年程度
全体矯正:約1~2年程度
一般的に、八重歯の治療は歯を動かすスペースの確保が必要になるため、部分矯正よりも全体矯正が適応されるケースが多くなります。
また、ここで言う治療期間は「歯を動かす期間」のことであり、治療後には歯並びを安定させるための「保定期間」(通常1〜2年程度)が別途必要になることも覚えておきましょう。
「マウスピース矯正を始めたいけど、どこに行けばいいの?」と悩む方は少なくありません。
ここでは、後悔しないクリニック選びのために、カウンセリングで確認すべき5つの比較ポイントをご紹介します。
ポイント① 料金体系は明確か?(追加費用の有無)
最初に提示された料金が、矯正終了までにかかる全ての費用を含んだ「トータルフィー(総額制)」なのか、それとも通院ごとに調整料などがかかる 「都度払い制」なのかは必ず確認しましょう。
それにより、「最初に聞いた金額より、最終的な支払額が大幅に高くなってしまった」という失敗を避けられます。
また、マウスピースの追加や作り直し、治療後の保定装置などに別途費用がかかるのかも、契約前にクリアにしておくと安心です。
【予算との差】歯列矯正経験者の約4割が「思ったより費用が高かった」を経験
矯正治療の費用について、54.4%の人が「予算通りだった」と回答した一方で、37.6%の人が想定より高額になったことがわかりました。
つまり、10人中4人近くが「思ったより費用が高かった」と回答。しかも、当初の予算との差額は平均で22.2万円にも上ります。

逆に、想定より安く済んだ人は8.0%のみ。このように矯正費用は「想定以上にかかるケースが多い」というのが現実です。
「治療が長引いて、どんどん高くなったらどうしよう…」
そんなふうに、お金の心配をしながら治療を続けるのは嫌ですよね。
追加費用の不安なく治療に集中したい方には、最初に総額が提示される「トータルフィー制」のクリニックを検討してみましょう。
ポイント② 治療範囲は明確か?(部分矯正か、全体矯正か)
あなたの治療計画が、前歯だけを動かす「部分矯正」なのか、奥歯の噛み合わせまで含めた「全体矯正」なのかを明確に理解しましょう。==
「思ったより歯並びがキレイにならなかった」という不満は、この認識のズレから生じることが多い==です。
矯正後の歯並びがわかるシミュレーションなどを見ながら、質問にも丁寧に対応してくれるクリニックを選びましょう。
ポイント③ 通院の負担は少ないか?(通院頻度・場所)
マウスピース矯正はワイヤー矯正に比べて通院頻度が少ないのがメリットですが、それでも数ヶ月に一度は通院が必要です。
途中で通うのが面倒になって治療を中断してしまわないよう、自宅や職場からアクセスしやすい場所にあるか、診療時間や曜日は自分のライフスタイルに合っているかを確認しましょう。
最近では、オンライン診療などを活用して、通院負担をさらに軽減しているクリニックもあります。
ポイント④ 矯正プランは信頼できるか?(歯科医師の実績や相性)
治療計画は、あなたの歯並びを診断する歯科医師の知識と経験に大きく左右されます。ただ「できます」と言うだけでなく、なぜその治療計画になるのか、考えられるリスクは何か、といったこと まで丁寧に説明してくれる医師は信頼できるでしょう。
また、矯正治療は長い付き合いになります。ささいな疑問や不安も気軽に相談できる、あなたとの相性が良いドクターやスタッフがいるクリニックを選ぶことも非常に重要です。
ポイント⑤ 実績は豊富か?(八重歯の症例数)
そのクリニックが、八重歯のマウスピース矯正の実績を豊富に持っているかどうかも確認したいポイントです。多くのクリニックでは、ウェブサイトやSNSで過去の症例写真を公開しています。
自分と似たような歯並びの症例を探し、その仕上がりを見ることで、治療後のイメージがより具体的になります。カウンセリングの際に、八重歯の症例を見せてもらうのも良いでしょう。
こちらでは実際に、マウスピース矯正で八重歯を矯正した症例を見ていきましょう。





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マウスピース矯正で八重歯が治せるかどうかは、実際に検査を受けてみないとわかりません。歯の重なり方や骨格の状態、噛み合わせなどから、適応可否が分かれます。
そのため、まずは歯科医師による診断を受け、自分に合った矯正方法を明確にすることが重要です。

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